NEWS

お知らせ
2026.01.16.

「何から手をつけていいかわからない」経営課題を解決したコンサルティング事例~想いの実現化を支援するパートナー型コンサルティング~

はじめに~経営者の「想い」と現実のギャップ

経営を続けていると、必ずと言っていいほど直面するのが「売上は上がっているのに、なぜか利益が残らない」という状況です。そんな時、多くの経営者が感じるのが「何から手をつけていいかわからない」という混乱した気持ちではないでしょうか。

私たちコダマコンサルティングは、「想いの実現化」をミッションに掲げ、前向きで一生懸命な経営者の皆様と伴走しながら支援しています。今回ご紹介する事例は、まさに「ピンチに陥ってハラハラする経営ではなく、ワクワク心が奮い立つような『想い(ビジョン)』に導かれる経営」への転換点となったケースです。

この事例を通して、多くの経営者の皆様が抱える課題の本質と、それを解決するための体系的なアプローチについてお伝えしたいと思います。

相談のきっかけと初期の状況

WEBサイトからの切実なお問い合わせ

ある日、WEBサイトを通じて一通のお問い合わせをいただきました。そのメッセージには、経営者として抱える率直な悩みが記されていました。

「売上は確実に上がっているのですが、想定していたほど利益が残りません。従業員の給与を上げたい、設備投資もしたい、でも資金繰りが思うようにいかない。何が原因なのか、どこから改善すべきなのか、正直なところ混乱している状況です。銀行からの借入も検討していますが、その前に経営を見直したいと思っています」

このような内容でした。売上が伸びているにも関わらず利益が残らないという状況は、実は多くの成長期の企業が直面する典型的な課題の一つです。しかし、だからこそ解決の糸口を見つけるのが難しく、経営者一人で抱え込んでしまいがちな問題でもあります。

経営者の描く「想い」と現実のギャップ

初回の面談でお話を伺ったところ、この経営者には明確な「想い」がありました。「従業員とその家族が安心して働ける環境を作りたい」「地域に貢献できる企業にしたい」「お客様にもっと良いサービスを提供したい」。

しかし、売上は伸びているものの利益が残らず、その想いを実現するための投資ができない状況に歯痒さを感じていらっしゃいました。そして、経営者なりの仮説として「原価管理を強化することが最善の解決策である」と考えていました。

確かに、売上が上がっているのに利益が残らないとなると、まず思い浮かぶのは「コストが膨らんでいるのではないか」という考えです。しかし、私たちの経験上、経営課題というものは往々にして、表面的に見えている問題と根本的な原因が異なっていることが多いのです。

コダマコンサルティングの診断アプローチ~元銀行員の視点を活かした体系的分析~

銀行員時代の経験を活かした財務分析

代表の児玉が銀行員として9年間勤務した経験とこれまでの支援実績を活かし、まず徹底的な財務分析から始めました。これまで数多くの企業の財務状況を見てきた目線で、表面的な数字だけでなく、その背景にある経営の実態を読み解いていきます。

4つの観点による総合診断~「上から教える先生型」ではなく「伴走するパートナー型」で

私たちは「寄り添い、共に成長し合えるコンサルティング」をカンパニースピリッツとして掲げています。そのため、一方的に問題を指摘するのではなく、経営者と一緒に現状を確認していくスタンスで診断を進めました。

そもそも売上が足りないことはないか?(損益分岐点売上の検証)

多くの経営者が見落としがちなのが、実は売上そのものが不足しているという可能性です。「売上が増えている」という言葉に安心してしまいがちですが、損益分岐点売上高を考慮すると、実際には利益を生み出すのに十分な売上に達していないケースが意外と多いのです。

損益分岐点分析は重要な項目です。この視点から、現在の売上高が本当に適正なレベルにあるのかを詳細に分析しました。

変動費がかかりすぎていることはないか?(原価率の適正性)

これは、今回の経営者が着目していた部分です。原材料費や外注費など、売上に比例して発生する変動費が適正な水準にあるかどうかを検証しました。業界標準との比較、競合他社との比較、そして過去の推移分析を通じて、改善の余地があるかを判断しました。

固定費がかかりすぎていることはないか?(適正経費の検証)

人件費、家賃、広告宣伝費など、売上に関係なく発生する固定費について、企業規模に対して適正な水準にあるかを確認しました。成長過程で必要以上に固定費が膨らんでしまっているケースも少なくありません。特に、将来への投資と現在の収益性のバランスを慎重に検討しました。

従業員を含めて誰が何をする担当なのか?(組織運営の明確化)

意外と見落とされがちですが、組織の役割分担が不明確であることが利益率低下の原因となることがあります。業務の重複や効率の悪化、責任の所在不明などが積み重なって、結果的に収益性を圧迫している可能性があります。

伴走型コンサルティングの実践

診断期間中、私たちは単なる外部の調査会社ではなく、経営者のパートナーとして寄り添いました。数字の分析だけでなく、経営者の想いにも耳を傾け、「なぜこの事業を始めたのか」「どんな会社にしたいのか」という根本的な部分から一緒に確認していきました。

診断結果と驚きの発見~「ビジョンと数字がハッキリしているからこそ事業に対するモチベーションアップにつながる」

予想外の診断結果が明かす真の課題

詳細な診断を経て、興味深い結果が明らかになりました。確かに②変動費、③固定費、④組織運営のすべてにおいて改善の余地があることがわかりました。しかし、最優先で取り組むべき課題は、経営者が想定していた②の原価管理ではなく、①の売上不足だったのです。

具体的には、現在の売上高は損益分岐点売上高をわずかに上回っている程度で、経営者の描く「想い」を実現するための利益を安定的に確保するには、まだ20%程度の売上増加が必要な状況でした。

数字で明確になった現実と可能性

この診断結果を経営者にお伝えした時、最初は驚かれました。しかし、数字で明確に現状が整理されたことで、「なるほど、だから思うように投資ができなかったのか」「今後どれくらい売上を伸ばせば、やりたいことが実現できるのかが見えた」と、むしろ前向きな反応をいただきました。

これこそが私たちが常々申している「ビジョンと数字がハッキリしているからこそ事業に対するモチベーションアップにつながる」という考えの実証でもありました。

「経営者の認識」と「客観的な現実」の乖離

この事例で最も重要な学びは、「経営者の考える課題」と「客観的な診断による課題」が大きく異なっていたということです。これは決して珍しいことではありません。私たちが日常的にお客様と関わる中で、このように潜在化している課題(顕在化されていない課題)に遭遇することは非常に多いのです。

なぜこのような乖離が生じるのでしょうか。経営者は日々の業務に追われる中で、目の前の問題に注意が向きがちになります。原価が上がっている、経費が増えているといった「見える」問題には気づきやすい一方で、売上の絶対的な不足という「構造的」な問題は見過ごしやすいのです。

解決策の実行と資金調達支援~財務・経営・資金調達をワンストップで

重点課題への集中的取り組み

診断結果を受けて、まず取り組むべき最重要課題を①の売上拡大に設定しました。具体的には以下の3つの戦略を立案しました。

  1. 既存顧客への追加サービス提案強化
  2. 新規顧客開拓チャネルの多様化
  3. サービス単価向上施策の実行

これらを実行し、20%の売上増を目指すことにしました。もちろん、②③④の課題も並行して改善していく計画ですが、まずは根本原因である売上不足の解決に経営資源を集中投入することが最も効果的だと判断されました。

元銀行員の強みを活かした資金調達支援

売上拡大のための取り組みには、当然ながら先行投資が必要になります。マーケティング費用、人員増強、設備投資などです。ここで私たちの強みである「資金調達支援」が威力を発揮しました。

元銀行員での9年間の経験とこれまでの支援実績を活かし、金融機関が求める事業計画書の作成から、融資交渉のサポートまで一貫して支援しました。

このように、経営課題の特定から解決策の実行、そして必要な資金調達まで、ワンストップで支援できることが私たちの大きな特徴です。

成果と経営者の変化~「想いの実現化」への道筋

劇的な変化

取り組み開始から一定期間後、この企業には劇的な変化が現れました。売上は目標を上回る25%増を達成し、利益率も大幅に改善されました。何より素晴らしいのは、経営者の表情が明らかに変わったことです。

初回の面談では不安と混乱に満ちていた表情が、「やりたいことが明確になり、それを実現するための道筋が見えた」という自信に満ちた表情に変わっていました。

従業員への想いの実現

利益が安定的に確保できるようになったことで、経営者が最初に描いていた「想い」の実現が始まりました。従業員の給与改善、職場環境の向上、新サービスの開発などに投資できるようになったのです。

「従業員から『この会社で働いていて良かった』と言ってもらえるようになった」という経営者の言葉は、私たちにとって最高のエネルギーとなりました。これこそが私たちのミッションである「想いの実現化」そのものです。

一般化できる教訓と私たちの支援スタイル

「何から手をつけていいかわからない」時の解決法

この事例から得られる教訓は、多くの経営者の皆様に当てはまるものだと思います。

1. 体系的な現状把握の重要性

問題が複雑に絡み合っている時ほど、感情的にならず、体系的に現状を把握することが重要です。私たちが今回実践している4つの観点による診断のように、あらかじめ設定したフレームワークに従って、一つ一つ丁寧に検証していくことで、本当の課題が見えてきます。

2. パートナーとしての客観的視点

経営者は自社のことを最も良く知っている反面、主観的になりやすいという側面もあります。私たちのような「上から教える先生型ではなく、一緒に伴走するパートナー型」のコンサルタントと一緒に分析することで、客観的でありながら温かみのある視点を取り入れることができます。

3. 数字とビジョンの両立

単なる数字の改善だけでなく、経営者の「想い」や「ビジョン」と数字を両立させることが、持続的な成長には不可欠です。私たちは「想いとお金を両立させる専門家」として、この両面からサポートしています。

4. 早期の相談・対応の価値

問題を感じた時点で、できるだけ早く専門家に相談することをお勧めします。今回のケースでも、経営者が比較的早い段階で相談されたことで、まだ十分に改善の余地があり、具体的な解決策を実行に移すことができました。

私たちだからこそできること

元銀行員の経験を活かした実践的支援

私は、銀行で9年間勤務して得た経験は、単なる理論ではない実践的な支援を可能にします。金融機関の視点から見た財務分析、融資審査の現場で培った目利き力、そして資金調達の実務経験。これらすべてを活かして、経営者の皆様をサポートします。

財務・経営・資金調達のワンストップ支援

私たちは課題の特定だけではなく、解決策の実行、そして必要な資金調達まで一貫してサポートします。複数の専門家に依頼する手間もコストも不要で、一つの窓口ですべてが完結します。

リモートで全国対応

私たちは宮崎を拠点としながらも、「地域に根差した企業同士が繋がり共に成長して、地域を盛り上げていく」というビジョンを持っています。同時に、フルリモートでの対応により、全国どこの企業様にも同じ品質のサービスをお届けできます。

まとめ~ワクワクする経営への転換点

今回ご紹介した事例は、「ピンチに陥ってハラハラする経営」から「ワクワク心が奮い立つような想いに導かれる経営」への転換点となったケースでした。

重要なのは、問題を一人で抱え込まず、適切なタイミングで適切なパートナーと一緒に取り組むことです。そして、単なる問題解決ではなく、経営者の「想い」の実現につなげることです。

私たちコダマコンサルティングは、激変する経営環境の中で、本来の志を見失いかけた経営者の皆様に寄り添い、一緒にビジョンに導かれる、ワクワクした経営を目指すパートナーでありたいと考えています。

私たちの将来が、夢と勇気と希望に満ち溢れた世の中になることを願って、今日も経営者の皆様の「想いの実現化」をお手伝いしています。

フルリモートで全国対応可能です!

あなたの場合はいかがですか?気になる方はまずは下記URLよりお問い合わせください。

無料相談/お問い合わせ