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お知らせ
2023.08.31.

融資実行のお知らせ(建設業、法人設立に伴う借入)

融資書類作成業務につきまして、ご対応実績を報告いたします。

・建設業   運転資金   2社合計1,300万円

法人の創業融資のご相談を受け対応。今回は、相談者がサラリーマンから独立したことが法人設立の目的でした。

元々、相談者の実父が個人事業主で30年以上の建設業経営経験があったことから、代表者を息子・役員を実父という体制とし、持ち株比率については息子20%、実父80%で法人を設立しました。

取引先に対しては、長期的には息子が経営していくため代表取締役に息子が就任した旨を伝えていき、実父はこれまで培ってきた経営ノウハウや人脈などを息子に伝えていく。そうした中で、将来的には持ち株比率についても徐々に息子へと移行していく意図があり、今回はこのような経営体制としました。

借入については、運転資金として日本政策金融公庫500万円と銀行800万円の2社合計1,300万円の調達となりました。先に日本政策金融公庫で500万円を調達し、調達後に銀行から800万円を調達しました(もちろん先に500万円調達した旨を事業計画書に記載)。今回は、設備資金はなく、全額運転資金であったことから、細かいヒアリングをベースに運転資金の妥当性を考慮しながら事業計画書を作成しました。

創業期に1,000万円以上の運転資金調達は難しいとの考えもありましたが、運転資金の妥当性を明確に事業計画書に反映させた結果、資金調達ができました。今回、創業期にもかかわらず1,000万円以上の資金調達を実現できた理由は、経営者が創業してからの明確で具体的なビジョンを描き、それを言語化した成果ではないかと考えています。

あなたの場合は、事業の将来(ビジョン)について考えていますか?