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お知らせ
2023.10.30.

コンサルティング事例(なにから手をつけてよいのか分からないというご相談をいただいた事例)

きっかけは弊社WEBサイトを通してお問い合わせをいただいたことでした。相談内容を確認すると、売上はあがっているけど、想定よりも利益が残らないが何から手をつけてよいのか分からないという相談でした。経営者の見立てでは、原価管理を強化することが最善であるとの考えでした。

弊社の初期診断では、下記記載4つの観点からひとつずつ現状を確認。

・①そもそも売上が足りないことはないか?(損益分岐点売上)

・②変動費がかかりすぎていることはないか?(原価率)

・③固定費がかかりすぎていることはないか?(適正経費)

・④従業員を含めて誰が何をする担当なのか?(組織:各人の役割)

診断結果としては、複数の課題があったものの、最優先に取り組むべき課題は①でした(課題の重点)。ここでお伝えしたいことは、「経営者の考える課題」と「弊社初期診断による課題」が異なっているということです。通常の取引等でお客様と関わる中で、このように経営者の中で潜在化されている課題(顕在化されていない課題)は多いように感じます。

弊社としては、何から手を付けていいのか分からない時ほど、ひとつずつ丁寧に現状を確認していくことで、複数ある課題の重点を明確にすることができると考えています。また、その時に、周りで相談できそうな方に意見を伺うことで客観的な視点を取り入れることができるため重点課題の明確化に繋がる可能性が高くなると考えています。

幸い、ご相談を受けたお客様の場合、相談された時期が早く、次の手を打つことができるため、今後は重点課題の改善への取組を実施していく予定です。

あなたの場合はいかがですか?