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お知らせ
2024.06.10.

コンサルティング事例(資金繰りを改善したいというご相談をいただいた事例)

弊社のコンサルティングを受けたいという相談で一番多い理由が、「資金繰りの改善」です。本来、会社の資金繰りは、会社のお金の流れを正しく把握するために行います(黒字倒産を防ぐ意味合いあり)。

会社にとってお金とは、人間で例えると、血液そのもの。たとえ良い体つきをしていても血液が足りなかったり、ドロドロで流れなくなったりした場合、あっという間に倒れて(倒産して)しまうこともあります。そのため、会社経営を行うにあたり非常に重要です(資金繰り表を作成していないと、1年間で現預金がどれだけ増減したのかを把握しづらくなります。損益計算書上では利益が出ているけど、1年事業をした結果、現預金が減少しているといったケースに陥ります。この場合、利益は出ているけど、資金繰りが厳しくなります)。

話が脱線しましたが、今回は、問い合わせがあったことを機にご縁をいただきました。

話を伺うと、個人で運送業を長年経営しており、売上高は増加傾向にあるが、トラックの修理費用がかさみ資金繰りが悪化したとのこと。

これまで専門家に資金繰りをみてもらった経験はなく、社内にもそのような人材がいない。社長の感覚で大まかなお金の流れを把握しており、これまでは事業運営を行っていたとのことでした。

また、足許の売上高は、取引先からの引き合いがあることから増加傾向にあり、今後も売上高の増加が期待できる状況でした。

しかし、売上高が増加すれば、立替資金が増加するため、このタイミングで資金繰りの専門家に状態をみてもらい、資金繰りを改善したいという相談でした。

さらに、現状の資金繰り表を作成し、分析結果を基に売上高の増加を見込んだ先々の資金繰り表を作成し、お金の流れを正しく把握したいとの意向でした。

このように、本業部分は強いが、専門外の財務関係はあまり詳細に見てこなかったという経営者からの相談は非常に多いです。

これから資金繰り改善に着手していく予定ですが、会社によって業種によって資金繰りの改善点は違いますので、資金繰りが気になる方は、ぜひお声掛けください。

あなたの場合はいかがですか?資金繰り表を作成し、正しいお金の流れを把握していますか?