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お知らせ
2025.03.31.
コンサルティング事例(黒字経営の会社が資金繰り管理を行うことで事業拡大を目指すケース)
単発支援先。順調に増収増益の実績で推移しており、店舗出店とスタッフの増員により事業規模拡大を目指したいと相談を受け対応。
事業規模拡大時期に資金繰りがひっ迫するケースが多いことから、資金繰り表の作成を案内しました。
まずは、前期の実績を月別に資金繰り表に落とし込み、現状分析を実施しました。
そこでのポイントは、①月別売上高の変動がどこまであるか/その変動理由はなにか(繁忙期・閑散期、自社要因・他社要因など)、②一過性の要因はないか(良いことも悪いことも一過性の要因はないか)、③今期と前期で大きな事業方針の違いはあるかでした。
今回の場合、資金繰り自体に問題はなかったため、出店費用をどこまでかけるか、人件費をいくらに設定するのか、借入をするかどうかなど今後の投資基準として資金繰り表を活用しました。
過去の資金繰りを分析し、来期の資金繰り計画を立てて、来期の見通しを確認する。そうすることで、「どこで資金がショートするか」、もしくは「大きく利益がでるか」が分かるため、優先度の高い事業課題が明確になります。
今後は、立てた計画と実績を毎月分析していき、資金面の不安を解消したうえで事業規模拡大ができるように事業運営を行っていきます。
あなたの場合はいかがですか?