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お知らせ
2025.04.21.

コンサルティング事例(社員への売上目標の落とし方と歩合基準の作り方を検討している経営者からの相談)

既存取引先。今期、事業規模拡大を図る方針の事業者。従業員の社会保険加入が始まるなど事業規模拡大に向けた取り組みを行う意向のため歩合部分の支給基準の見直しをしたいとの相談があり対応しました。

話を伺うと、これまで我流で決めた基準をベースに歩合部分の支給を行っていましたが、明確な基準を作りたいとのこと。そこで、資金繰りを分析し、今期の資金繰り計画を作成しました。

次に、今期の資金繰り計画を基に、店全体の売上高を各社員に売上目標として分けました。それにより、誰がどのくらい店の売上を目標に行動し、毎月どのくらいの利益を出しているのか、出していないのかを明確にすることができます(ここまでしていると、社員との面談にも活用することができるので良いと思います)。

また、経営者が納得のいく利益を確認し、その利益を残すために「どの程度の歩合を支給することができるか」を検討し、基準を決めていきました。

最終的には経営者が納得のいく基準ができたため、これから社員との面談を通して基準を表明&共有し、運用していく予定です。

その際に、会社の税金積立や店舗出店資金積立など今後の事業規模拡大に向けて必要な資金の積み立て基準も決めました。

事業規模の拡大を目指している経営者はぜひ実践していただきたいです。

あなたの場合はいかがですか?