予算管理体制構築で経営力向上|財務コンサル実践法

企業経営において、予算管理は単なる数字の管理ではありません。これは企業の方向性を示し、資源配分を最適化し、経営目標の達成を支援する重要な経営ツールです。しかし、多くの経営者が「予算を作成しても計画通りに進まない」「予算と実績の乖離が大きく、有効活用できていない」といった課題を抱えているのが現実です。

私たちコダマコンサルティングでは、「想いの実現化」をミッションとして掲げ、経営者の皆様と伴走しながら予算管理体制の構築を支援しています。金融機関で9年間勤務した経験と自身の事業経験を活かし、財務面だけでなく経営全体を俯瞰した予算管理の仕組み作りをお手伝いしています。

私は、ビジョンと数字がハッキリしているからこそ事業に対するモチベーションアップにつながると考えております。単に予算を管理するのではなく、経営者の「想い(ビジョン)」を数値化し、その実現に向けた具体的な道筋を描くことが真の予算管理だと考えています。

本記事では、組織的な予算管理を導入したい経営者の皆様に向けて、実践的な予算管理体制構築の方法をお伝えします。特に、部門別予算の効果的な作成・管理方法と、予算差異分析による経営課題の早期発見について、銀行員時代の経験と財務コンサルティングの実践事例を交えながら解説していきます。

部門別予算作成と実績管理の効果的な進め方

想いを数値化する部門別予算管理の重要性

部門別予算管理は、企業全体のビジョンを各部門に具体的に落とし込み、部門単位での収益管理と費用管理を行う手法です。私たちが支援する際に最も重視しているのは、各部門が会社全体の「想い」を共有し、自分たちの役割を明確に理解することです。

銀行員時代に多くの企業を見てきた経験から言えることは、従来の全社一括での予算管理では、どの部門が会社のビジョン実現に貢献し、どの部門に課題があるかが不明確になりがちだということです。しかし、部門別予算管理を導入することで、各部門の責任者が自部門の数字に対して当事者意識を持ち、会社のビジョン実現に向けて主体的に取り組むことができるようになります。

伴走型コンサルティングによる予算作成プロセス

私たちコダマコンサルティングでは、「寄り添い、共に成長し合えるコンサルティング」をカンパニースピリッツとして掲げています。上から教える先生型ではなく、一緒に伴走するパートナー型のコンサルティングを実施することで、経営者の皆様と共に最適な予算管理体制を構築していきます。

1. ビジョンの共有と組織構造の明確化

部門別予算作成の第一歩は、会社全体のビジョンを各部門に共有し、組織構造を明確に定義することです。この段階では、各部門が会社の「想い」をどのように実現していくかを具体的に話し合い、部門ごとの領域を設定します。

2. トップダウンとボトムアップの融合による実現可能な目標設定

効果的な予算作成には、経営者のビジョンを反映したトップダウンアプローチと、現場の実情を踏まえたボトムアップアプローチの両方が必要です。

トップダウンでは、会社全体の売上目標、利益目標、投資方針などの大枠を設定し、ビジョン実現に向けた各部門への期待値を明確にします。一方、ボトムアップでは、各部門が市場動向、競合状況、リソース制約などを考慮して具体的な行動計画と予算案を作成します。

私たちは、この両方のアプローチを調整し、整合性を取る過程に伴走し、実現可能性が高く、かつ経営者の想いを反映した挑戦的な予算作りをサポートします。

3. 銀行員経験を活かした資金調達視点の組み込み

銀行員での9年間の経験を活かし、予算作成時には資金調達の視点も組み込みます。設備投資や運転資金の調達計画、融資の活用可能性なども含めた総合的な予算計画を立案します。

これにより、単なる売上・利益目標だけでなく、資金繰りも含めた実現可能性の高い予算を作成することができます。

想いを数値で追いかける実績管理

1. リアルタイムでビジョン達成度を把握する仕組み

予算管理の効果を最大化するためには、ビジョン達成に向けた進捗をリアルタイムで把握できる仕組みが必要です。月末を待って実績を把握するのではなく、日次または週次でのデータ更新により、迅速な軌道修正を可能にします。

ビジョン実現に向けた進捗状況を常に把握し、タイムリーな対策を講じることができます(内容は、各企業により異なります)。

2. ビジョン実現につながるKPI設定

売上や利益だけでなく、各部門がビジョン実現にどれだけ貢献しているかを測る指標を設定します。例えば、顧客満足度、新規顧客獲得数、従業員満足度、地域貢献度なども重要なKPIとして設定し、多角的な評価を行います。

これらのKPIは予算作成時に目標値を設定し、実績との比較により部門の健全性と方向性を継続的にモニタリングします。

3. 共に成長する定期レビューの実施

月次または四半期ごとに、部門別の予算実績レビュー会議を実施します。この会議では、各部門長が自部門の業績を報告し、予算との乖離要因を分析し、ビジョン実現に向けた改善策を討議します。

私たちは、この会議を単なる実績報告の場ではなく、お客様と共に成長し合う場として位置づけています。部門間の連携強化や全社的なビジョン実現への道筋も、この場で一緒に議論し、改善していきます。

予算差異分析で経営課題を早期発見する仕組み

想いの実現を阻む課題の早期発見

予算差異分析は、予算と実績の差異を体系的に分析し、ビジョン実現を阻む要因を明確にすることで、経営課題を早期に発見する手法です。単純に「予算より良い・悪い」を判断するのではなく、なぜその差異が発生したのかを深掘りし、ビジョン実現に向けた根本的な課題を特定することが重要です。

銀行員時代に培った財務分析のスキルを活かし、私たちは以下の3つの観点から差異分析を実施します。

  1. 量的差異(Volume Variance: 販売数量や生産数量の変動による影響
  2. 価格差異(Price Variance: 販売価格や仕入価格の変動による影響
  3. 効率差異(Efficiency Variance: 作業効率や歩留まりの変動による影響

伴走型コンサルティングによる体系的差異分析

1. 階層的分析によるビジョン実現の阻害要因特定

効果的な差異分析では、全社レベルから部門レベル、さらに個別商品・サービスレベルまで、階層的に分析を実施します。これにより、ビジョン実現を阻む要因がどのレベルにあるかを特定できます。

第1階層(全社レベル)では、売上高差異、売上総利益差異、営業利益差異などの主要指標の差異を把握し、全社的なビジョン達成状況を評価します。第2階層(部門レベル)では、各部門が全社のビジョン実現にどの程度寄与できているかを分析します。第3階層(商品・サービスレベル)では、個別商品の収益性や市場での競争力を詳細に分析します。

2. 銀行員経験を活かしたトレンド分析

単月の差異分析だけでなく、過去数ヶ月から数年間のトレンド分析を実施することで、一時的な変動なのか構造的な変化なのかを判断します。銀行員時代に多くの企業の業績推移を見てきた経験を活かし、業界特性や景気サイクルも考慮した分析を行います。

例えば、特定商品の売上が3ヶ月連続で予算を下回っている場合、市場環境の変化や競合状況の変化など、構造的な要因を疑う必要があります。一方、単月のみの下振れであれば、季節要因や一時的な外的要因の可能性が高いと判断できます。

3. 想いの実現に向けたセグメント別分析

商品別、顧客別、地域別、チャネル別など、様々なセグメントで差異分析を実施します。これにより、全社的には予算を達成していても、特定セグメントでビジョン実現に向けた課題が隠れている場合を発見することができます。

想いの実現を支える早期警戒システム

1. ビジョン実現への軌道修正を促す

各KPIに対して警戒レベルと危険レベルの値を設定し、実績がビジョン実現に向けた軌道から外れた際に分かる仕組みを構築します。

例えば、月次売上が予算対比90%を下回った場合は警戒レベル、80%を下回った場合は危険レベルとして、関係者に送信します。これにより、ビジョン実現への道筋から外れることを早期に発見し、迅速な軌道修正が可能になります。

2. 想いの実現につながる先行指標管理

売上や利益といった結果指標だけでなく、受注残高、商談数、見積提出件数、顧客満足度調査結果などの先行指標も併せて管理します。これらの先行指標の変動により、将来のビジョン実現への影響を事前に予測し、先手を打った対策を講じることができます。

3. 共に成長するシナリオ分析の実施

現在の差異が今後も継続した場合のビジョン実現への影響を、複数のシナリオで分析します。楽観シナリオ、基本シナリオ、悲観シナリオを設定し、それぞれの場合のビジョン達成可能性と必要な対策を事前に検討します。

私たちは、お客様と一緒にこれらのシナリオを検討し、どのような状況でもビジョン実現に向けて前進できる体制作りをサポートします。

分析結果を想いの実現につなげる改善サイクル

1. 想いに基づく根本原因分析の実施

差異が発見された場合、その表面的な要因だけでなく、ビジョン実現を阻む根本原因まで深掘りして分析します。「なぜなぜ分析」や「ファクトツリー」などの手法を用いて、真の原因を特定し、ビジョン実現に向けた効果的な対策を一緒に立案します。

例えば、営業部門の売上が予算を下回った場合、単に「営業努力不足」で片付けるのではなく、商品力、価格競争力、営業プロセス、顧客ニーズの変化、競合動向など、ビジョン実現の視点から様々な角度で要因を分析します。

2. 共に成長する改善アクションの策定

分析結果に基づいて、ビジョン実現に向けた具体的な改善アクションを策定し、実行状況を管理します。改善アクションには責任者、実施期限、成功指標を明確に設定し、定期的に進捗をレビューします。

私たちは、お客様と一緒に改善アクションの効果測定も行います。実施した対策がビジョン実現にどの程度効果があったかを定量的に評価し、今後の類似課題への対応に活かします。

3. 資金調達視点を含めた総合的支援

改善アクションの実行にあたって資金が必要な場合には、融資といった資金調達の支援も行います。銀行員時代の経験と人脈を活かし、最適な資金調達方法をご提案し、ビジョン実現に向けた資金面でのサポートも提供します。

想いの実現化に向けた持続可能な予算管理

効果的な予算管理体制の構築は、単なる数字の管理ではなく、経営者の「想い(ビジョン)」を実現するための重要な仕組み作りです。私たちコダマコンサルティングでは、「地域に根差した企業同士が繋がり共に成長して、地域を盛り上げていく」というビジョンのもと、お客様の想いの実現化をサポートしています。

部門別予算管理については、単なる数値目標の設定ではなく、会社全体のビジョンを各部門に具体的に落とし込み、全員が同じ方向を向いて進める仕組みを構築することが重要です。私たちは、伴走型コンサルティングにより、お客様と共にこの仕組みを作り上げていきます。

予算差異分析については、単純な予実比較から、ビジョン実現を阻む要因の体系的分析へと発展させ、早期警戒システムを構築することで、問題の早期発見と迅速な対応を可能にします。重要なのは、分析で終わらせるのではなく、必ず想いの実現に向けた改善アクションにつなげ、PDCAサイクルを回し続けることです。

銀行での9年間の経験から言えることは、技術やシステムの導入だけでは真の予算管理は実現できないということです。経営者の想いを数値化し、それを実現するための具体的な道筋を描き、全社一丸となって取り組む企業文化の醸成が不可欠です。

私たちは、「寄り添い、共に成長し合えるコンサルティング」を実践し、お客様の想いの実現化に向けて伴走します。予算管理体制の構築は、短期的には工数がかかりますが、中長期的には経営の質的向上、収益性の改善、組織力の強化という大きな成果をもたらします。

そして、資金調達が必要な場合には、融資の支援も含めた総合的なサポートを提供します。財務面だけでなく、経営全体を俯瞰した支援により、お客様のビジョン実現を全力でサポートします。

ビジョンと数字がハッキリしているからこそ事業に対するモチベーションアップにつながります。今こそ、想いの実現化に向けた基盤として、本格的な予算管理体制の構築に着手することをお勧めします。

私たちコダマコンサルティングは、お客様の想いに寄り添い、共に成長しながら、ワクワクした経営の実現をサポートします。

フルリモートで全国対応可能です!あなたの場合はいかがですか? 気になる方はまずは下記URLよりお問い合わせください。

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新年の御挨拶

新年あけましておめでとうございます。

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。本年も更なるサービスの向上に努めて参りますので、より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。

本年も宜しくお願い申し上げます。

融資コンサルの意義とは?資金調達成功率を高める理由

中小企業の経営において、資金調達は単なる「お金を借りる」行為ではありません。それは経営者の「想い」を実現するための重要な手段であり、企業の成長と継続に欠かせない戦略的要素です。

しかし、金融機関からの融資を受けることは決して簡単ではありません。複雑な手続き、厳格な審査基準、そして豊富な専門知識が要求される融資プロセスにおいて、多くの経営者が「想い」と「現実」のギャップに直面しています。

そんな中、注目を集めているのが「融資コンサル」というサービスです。特に、元銀行員で経営コンサルタントの知識と経験を持つ専門家による融資コンサルティングは、単なる書類作成代行を超えて、経営者の想いの実現化をサポートする重要な役割を担っています。

本記事では、融資コンサルの意義と、なぜ資金調達の成功率を高められるのか、そして経営者の皆様がワクワクする経営を実現するための具体的な理由を詳しく解説していきます。

融資コンサルとは何か~想いとお金を両立させる専門家~

融資コンサルとは、企業の資金調達を専門的にサポートし、経営者の「想いの実現化」をお手伝いする専門家のことです。単に融資を獲得するだけでなく、経営者のビジョン実現に向けた資金計画の策定から実行まで、総合的にサポートします。

特に元銀行員や経営コンサルティングの知識を持つ専門家による融資コンサルティングでは、金融機関の内部事情を熟知した専門性と、経営者と共に歩むパートナーとしての視点を両立させることができます。具体的には、以下のような深い知見を提供できます。

  • 金融機関の審査プロセスや必要資料
  • 各金融機関の特徴と審査基準
  • 融資担当者の視点と重視するポイント
  • 今後の事業方針と総合的な財務戦略

このような専門知識を活かしながら、「上から教える先生型」ではなく「一緒に伴走するパートナー型」のコンサルティングを実施することで、経営者の想いを具現化する資金調達が可能になります。

融資コンサルが持つ専門知識の重要性とメリット

元銀行員だからこそ分かる金融機関の本音

融資審査において最も重要なのは、金融機関が「何を見ているか」を正確に理解することです。元銀行員の融資コンサルタントは、審査担当者の立場を経験しているからこそ、以下のような「見えない部分」を把握しています。

1. 審査担当者が本当に重視するポイント

  • 数字の裏側にある事業の実態(ビジネスモデルや商流)
  • 経営者の人柄と能力の見極め方
  • 将来性の判断基準(成長性や収益性)
  • リスク評価の実際の考え方(安全性)

2. 金融機関内部の意思決定プロセス

  • 稟議書の作成ポイント
  • 上席者の判断基準
  • 否決理由の本当の要因
  • 条件交渉の余地と限界

3. 各金融機関の特色と得意分野

  • 地方銀行の地域密着型審査
  • 信用金庫の人的関係重視
  • 政策金融公庫の政策的配慮
  • 民間金融機関の収益性重視

これらを考慮することにより、単なる書類作成ではなく、金融機関が「融資したくなる」提案を作成することができます。

ビジョンと数字を両立させる事業計画書作成

多くの経営者は、「想い」は強いものの、それを金融機関が納得する数字に落とし込むことに苦労されています。元銀行員の融資コンサルタントは、この「想い」と「数字」を両立させる専門性を持っています。

想いを数字に変換するプロセス

ビジョンの明確化

経営者の真の想いを引き出す

実現したい未来像の具体化

社会的意義と収益性の両立点を発見

市場分析の精度向上

想いに基づく事業の市場ポテンシャル分析

競合優位性の数値化

顧客ニーズとの適合性を定量評価

収益計画の構築

想いの実現プロセスを収益モデルに変換

現実的でありながら成長性のある数値計画

リスク要因を織り込んだ複数シナリオ作成

返済計画の最適化

事業キャッシュフローに基づく無理のない返済計画

成長投資と返済のバランス調整

資金繰り安定化のための工夫

財務改善による企業体質の根本的向上

融資コンサルの価値は、融資獲得だけにとどまりません。財務分析と経営コンサルティングの専門性を活かし、企業の体質を根本的に改善することで、持続的な成長基盤を構築します。

具体的な改善アプローチ

  • 財務体質の強化:内部留保の積み増し、流動性改善
  • 収益性の向上:利益率改善、コスト構造最適化
  • 効率性の追求:回転率向上、生産性向上
  • 安定性の確保:キャッシュフロー管理、リスク分散

これらの改善により、金融機関からの信用度が向上するだけでなく、経営者自身が「ワクワクする経営」を実践できる土台が整います。

自力融資と比較した融資コンサル活用の効果

成功率の飛躍的向上~想いを現実に変える確率を最大化~

自力融資と融資コンサル活用の最大の違いは、「想いを現実に変える確率」です。統計的に見ると、

  • 自力融資の成功率:約40~50%
  • 専門家支援による成功率:約70~85%

この差は、単なる知識の違いだけではありません。元銀行員による融資コンサルタントの場合、以下の要因により、さらに高い成功率を実現できます(もちろん融資コンサルを通しても難しい案件もあり、そのような場合はお断りするケースもあります⇒再生支援をご案内)。

1. 事前診断の精度

  • 融資可能性を事前判定
  • 最適な金融機関とタイミングの選定
  • 審査通過のための事前準備完了

2. 説得力のある計画書作成

  • 金融機関が求める形式と内容での作成
  • 経営者の想いを金融機関の言語で表現
  • 数字とストーリーの一貫性のある計画書

3. 効果的な面談対策

  • 金融機関との面談における想定問答集
  • 経営者の人柄を最大限アピールする話法

時間の有効活用~本業集中による収益向上効果~

経営者にとって最も貴重なのは「時間」です。融資コンサルタントの活用により、以下の時間を大幅に削減し、本業に集中することができます。

時間削減の例

  • 事業計画書作成
  • 金融機関選定・交渉
  • 書類作成・修正

削減された時間を本業に投入することで、以下の効果が期待できます。

  • 営業活動強化による売上向上
  • 商品・サービス改善による競争力向上
  • 組織マネジメント向上による生産性向上

融資条件の大幅改善~想いの実現を加速する資金調達~

元銀行員の専門性と交渉力により、自力では困難な有利な融資条件の獲得が可能です。

条件改善の実例

  • 金利:0.5~1.2%の引き下げ
  • 融資額:希望額の満額回答、または金融機関から増額の案内
  • 担保・保証:軽減または免除交渉成功

これらの条件改善により、月々の返済負担が軽減され、事業投資に回せる資金が大幅に増加します。結果として、経営者の想い実現に向けた投資が加速されます。

地域密着型支援の価値~共に成長する伴走型パートナーシップ~

長期的な関係性による継続サポート

真の融資コンサルティングの価値は、単発の融資獲得ではなく、長期的な伴走関係にあります。経営コンサルタント兼融資コンサルタントは、以下のような継続的価値を提供します。

1. 段階的成長サポート

  • 創業期:初回融資獲得と基盤構築
  • 成長期:設備投資・運転資金の最適調達
  • 拡大期:M&Aや新規事業のための大型資金調達
  • 成熟期:事業承継に向けた財務整理

2. 金融機関との関係深化

  • 定期的な業績報告による信頼関係構築
  • 追加融資の円滑な実行
  • 金融機関担当者との良好な関係維持

3. 地域ネットワークの活用

  • 同業他社との情報交換
  • 地域金融機関との密接な関係
  • 自治体制度融資の最新情報提供

フルリモート対応による全国サポート体制

コダマコンサルティングは、フルリモートで全国対応可能です!

地方にお住まいの経営者様でも、都市部と同等の高品質な融資コンサルティングサービスを受けることができます。オンライン面談、書類の電子化、クラウドシステムを活用することで、距離に関係なく密接なコミュニケーションを取りながら、想いの実現化をサポートします。

想いの実現化に向けた戦略的パートナーシップ

融資コンサルの真の意義は、単なる資金調達の成功ではありません。それは、経営者の「想い」を「現実」に変えるための戦略的パートナーシップです。

元銀行員の専門知識と、経営者に寄り添う伴走型のアプローチにより、以下の価値を提供します。

  1. 想いの実現可能性最大化:専門知識による成功率向上
  2. 時間の有効活用:本業集中による収益向上
  3. 最適な資金調達条件:長期的な企業成長の基盤構築
  4. 継続的な成長支援:単発ではない長期的パートナーシップ(もちろん希望者のみです)

激変する経営環境の中で、目の前のことに追われるのではなく、「ワクワクする経営」を実践したいと考える経営者の皆様。

想いとお金を両立させ、ビジョンに導かれる経営を一緒に目指しませんか?

私たちの将来が、夢と勇気と希望に満ち溢れた世の中になることを願って、経営者の皆様の「想いの実現化」をお手伝いいたします。

あなたの場合はいかがですか?気になる方はまずは下記URLよりお問い合わせください。

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単発取引から長期パートナーシップへ:建設業A社との「想いの実現化」事例

コダマコンサルティングが大切にする「伴走型支援」

コダマコンサルティングでは、お客様との出会いを大切にしています。それは、私たちが提供するのは、上から教える先生型のコンサルティングではありません。お客様と一緒に伴走し、共に成長するパートナー型のコンサルティングを実施するからです。

今回、ご紹介する事例は、単発での借入書類作成というシンプルなご依頼から始まり、最終的に経営者様の「想いの実現化」を支援する長期的なパートナーシップへと発展した貴重なケースです。

中小企業の経営者様の多くは、日々の業務に追われながらも、心の奥底に熱い想いやビジョンを抱いています。しかし、目の前の課題解決に追われる中で、その想いを具体的な行動計画に落とし込み、実現していく時間や機会が限られているのが現実です。私たちコダマコンサルティングは、そうした経営者様の想いに寄り添い、ビジョンの実現化をサポートすることを使命としています。

事例の背景:建設業A社との出会い

今回ご紹介するのは、建設業を営む法人A社の事例です。A社は地域に根ざした建設会社として、これまで堅実に事業を展開されてきました。社長は非常に前向き、かつ一生懸命な方で、地域の発展に貢献したいという強い想いを持っていました。

しかし、近年の建設業界を取り巻く厳しい環境変化の中で、様々な課題に直面されていました。原材料費の高騰、人手不足の深刻化、競争の激化など、多くの中小建設会社が抱える共通の課題を、A社も例外なく抱えていました。

特に、工事の受注から代金回収まで一定の期間を要するという建設業界の特性により、運転資金の確保は常に経営上の重要な課題となります。A社も、事業拡大への想いとは裏腹に、資金繰りの課題に頭を悩ませていました。

初回相談:元銀行員としての専門性を活かした資金調達支援

A社との最初の接点は、運転資金調達に関するご相談でした。社長から伺った希望調達額は800万円。この資金は、進行中のプロジェクトの円滑な遂行と、新規受注案件への対応に必要な運転資金として位置づけられていました。

そこで銀行で9年間培った経験を活かし、A社の資金調達をサポートしました。単なる書類作成代行ではなく、A社の事業の将来性や返済能力を適切に金融機関に伝えるための戦略的なアプローチを実施しました。

具体的には、財務諸表の分析から始まり、A社の強みや成長ポテンシャルを明確に示した事業計画書の策定、机上の空論ではなく現実的で説得力のある返済計画の作成まで、総合的なサポートを提供しました。元銀行員としての視点から、金融機関が重視するポイントを熟知していることが、この段階で大いに役立ちました。

結果として、希望額である800万円の資金調達を無事に完了させることができました。この過程で印象深かったのは、社長の事業に対する真摯で前向きな姿勢でした。必要な資料の準備や、事業の現状・将来性についてのヒアリングに対し、非常に協力的かつ熱意を持って対応していただき、私たちも「この社長のお力になりたい」という強い想いを抱くようになりました。

財務分析を通じた課題の可視化~「ビジョンと数字をハッキリさせる」重要性

資金調達が無事完了した後、私たちは単発での業務完了とするのではなく、A社にとってより大きな価値を提供したいという想いから、詳細な財務分析結果をお伝えすることにいたしました。これは、「ビジョンと数字がハッキリしているからこそ事業に対するモチベーションアップにつながる」という私たちの信念に基づく判断でした。

財務分析を通じて明らかになった最重要課題は「利益率の改善」でした。A社の売上高は堅調に推移していたものの、利益率が同業他社の平均を下回っている状況が数値として明確に浮き彫りになりました。

具体的な課題は以下の通り。

1. 現場別収益性の不透明さ 各建設現場ごとの原価を正確に把握されておらず、どのプロジェクトが会社の利益に貢献し、どのプロジェクトが利益を圧迫しているかが数値として見えていない状況でした。

2. 見積もり精度の課題 適切な原価把握ができていないことで、受注時の見積もり段階での価格設定に課題があり、結果として思ったような利益を確保できないケースが散見されました。

3. 間接費配賦の仕組み不足 本社の管理費用や共通経費の各現場への適切な配賦システムが確立されておらず、真の現場収益性が見えにくい状況となっていました。

これらの課題を数値とともにお伝えしたことで、社長にとって「なんとなく感じていた問題」が「具体的に解決すべき課題」として明確になりました(潜在的な課題の顕在化)。私たちが大切にしている「想いと数字の両立」がまさに実現された瞬間でした。

経営者の孤独感と想いのギャップ

財務面の課題分析をお伝えする過程で、社長から経営者としての率直な悩みをお聞きすることができました。これらの悩みは、多くの中小企業経営者が抱える共通の課題でもありました。

1. プレイヤーとしての限界と経営者としてのジレンマ 社長ご自身が現場の最前線で働くプレイヤーとしての役割を担っており、経営者として俯瞰的な立場から自社を見つめ、戦略的な判断を行う時間が確保できない状況でした。「もっと会社を良くしたい、地域に貢献したい」という熱い想いを持ちながらも、目の前の業務に追われる日々に歯がゆさを感じていらっしゃいました。

2. 経営の孤独感と相談相手の不在 経営に関する重要な判断を行う際、客観的で専門的なアドバイスを求められる相談相手が周囲にいないという孤独感を抱えていらっしゃいました。親族や従業員、取引先との関係はあるものの、利害関係のない第三者として経営課題を一緒に考えてくれるパートナーの存在を強く求めていました。

3. 想いの実現化への道筋の不明確さ 「地域に根ざした建設会社として、より多くのお客様に貢献したい」「従業員が働きがいを感じられる会社にしたい」といった明確な想いを持ちながらも、それを具体的な行動計画に落とし込み、実現していく道筋が見えていない状況でした。

これらの悩みをお聞きして、私たちは改めて自分たちのミッションの重要性を実感しました。まさに「前向きで一生懸命な経営者のお力になる」ことが求められている状況だったのです。

社長の心に響いた言葉~想いの可視化の瞬間

私たちからの財務分析結果と課題提起を受けて、社長から心に響く言葉をいただきました。

「改善すべき課題はなんとなく分かっていたけど、目の前の仕事に追われてやるべきことが明確になっていなかった。なんとなく頭でイメージしているだけで、具体的にどこから手をつけていいかわからなかった。でも今日話を聞いて、やっと霧が晴れたような気分です」

多くの中小企業経営者は、課題の存在は感じているものの、日々の業務に追われる中でそれを具体的な改善計画に変換することができずにいます。そして、時間の経過とともに問題が複雑化し、より解決困難な状況に陥っていくという悪循環が生まれがちです。

私たちコダマコンサルティングの役割は、まさにこの「なんとなく」を「明確に」変換することにあります。経営者の想いを具体的で実行可能な計画に落とし込み、一緒に実現に向けて歩んでいく。これこそが私たちの「伴走型コンサルティング」の真髄なのです。

具体的解決策の提案~想いの実現化に向けたロードマップ

社長の想いと課題認識を受けて、私たちは「想いの実現化」に向けた具体的な行動計画を提案いたしました。

1. 現場別原価管理システムの構築 各建設現場の収益性を正確に把握するため、材料費、労務費、外注費、間接費を現場別に集計・分析する仕組みの構築を提案しました。これにより、「どの現場が利益を生み出しているか」「どのような工事を受注すべきか」が数値として明確になります。

2. 月次財務レビューシステムの導入 月次での財務数値の把握と分析を通じて、タイムリーな経営判断を可能にする体制づくりを提案しました。これにより、問題の早期発見と迅速な対応が可能になります。

3. 戦略的思考時間の意識的確保 社長がプレイヤーとしての業務から段階的に離れ、経営者として戦略的思考を行う時間を意識的に確保する重要性をお伝えしました。想いを実現するためには、まず想いについて考える時間が必要です。

4. ビジョン実現のための中長期計画策定 「地域に貢献する建設会社」という社長の想いを、具体的な数値目標と行動計画に落とし込むことを提案しました。

5. 継続的パートナーシップによる伴走支援 これらの改善策を確実に実行し、成果を上げるための継続的なサポートを提案いたしました。

伴走型パートナーシップの始まり

これらの提案をお聞きいただいた結果、社長から「経営相談相手として長期的に関わってもらいたい。一緒に会社をより良くしていきたい」というお言葉をいただき、顧問契約に至ることとなりました。

顧問契約は単なる継続的なサービス提供ではありません。私たちにとっては、A社の想いの実現化に向けて、真の意味でのパートナーとして共に歩んでいく約束の始まりでした。

継続的な伴走支援と具体的成果

顧問契約締結後、私たちはA社との継続的な関係を通じて、提案した改善策の実行を段階的にサポートしてまいりました。

現場別原価管理システムの段階的導入 最も重要な取り組みとして、現場ごとの原価管理システムを段階的に導入しました。いきなり完璧なシステムを求めるのではなく、A社の業務実態に合わせて、実行可能なレベルから始めることを重視しました。

導入開始から3ヶ月後、これまで曖昧だった各現場の収益性が数値として明確になりました。社長にとっては衝撃的な発見の連続でした。同じような規模の工事でも、現場によって利益率に2倍以上の差があることが明らかになったのです。

この数値の可視化により、社長の意識に劇的な変化が生まれました。「こんなに差があるとは思わなかった。これまで感覚で判断していた自分が恥ずかしい」とおっしゃる一方で、「これで改善のポイントが明確になった。やるべきことが見えてきた」と前向きな表情を見せてくださいました。

月次レビューによる継続的改善サイクルの確立 毎月1回の定期的な面談を通じて、財務数値の分析と経営課題の討議を行う体制を確立しました。

面談では、数値の分析結果をお伝えするだけでなく、社長の想いや悩みをじっくりとお聞きし、一緒に解決策を考える時間を重視しています。時には厳しい現実をお伝えすることもありますが、それも含めて社長と共に向き合い、前進していくことを心がけています。

戦略的思考習慣の醸成 日常業務から離れて経営について考える時間を意識的に確保していただくことで、中長期的な視点での事業計画策定にも取り組むことができるようになりました。

社長からは「これまで目の前のことばかりに追われていたが、月に一度でも会社の将来について考える時間があることで、経営者としての自分の役割を再認識できるようになった」とのお言葉をいただいています。

数値で見る改善成果と社長の意識変革

以下のような具体的成果が現れています

利益率の大幅改善 現場別原価管理の実施により、無駄なコストの削減と適正な価格設定が可能となり、全体の利益率が前年同期比で約30%改善されました。これは、私たちが常にお伝えしている「ビジョンと数字がハッキリしているからこそ事業に対するモチベーションアップにつながる」ことの実証でもあります。

受注判断の精度向上 どのような工事を受注すべきか、どのような条件であれば利益を確保できるかが明確になったことで、受注の選別精度が大幅に向上しました。結果として、売上高の増加と利益率の改善を同時に実現することができています。

社長の意識改革と経営力向上 何より大きな成果は、社長の経営に対する意識の変革です。勘や経験に頼った判断から、データに基づく論理的な判断への転換が確実に進んでいます。

社長ご自身も「数字を見ることで、これまで見えなかった課題や機会が明確になった。経営者として成長していることを実感している」とおっしゃっています。

組織運営の改善と従業員の成長 社長がプレイヤーとしての業務から徐々に離れることで、現場責任者や従業員の自主性や責任感の向上も見られるようになりました。これにより、組織全体の成長力が向上しています。

地域への貢献という想いの実現化に向けて

A社の社長が当初から抱いていた「地域に貢献する建設会社でありたい」という想いも、着実に実現に向けて歩みを進めています。

利益率の改善により経営基盤が安定したことで、地域の小規模な工事にも積極的に取り組めるようになりました。また、従業員の待遇改善も実現し、「働きがいのある会社」という目標にも近づいています。

私たちのビジョンである「地域に根差した企業同士が繋がり共に成長して、地域を盛り上げていく」という想いも、A社との取り組みを通じて少しずつ実現されていることを感じています。

この事例から得られる重要な教訓

今回のA社との事例から、私たちは以下のような重要な教訓を得ることができました

1. 小さな始まりの中に大きな可能性がある 単発での借入書類作成という限定的な業務から始まった関係が、長期的な経営パートナーシップに発展したように、どんな小さな接点でも真摯に向き合うことの重要性を改めて実感しました。一つひとつの出会いを大切にすることが、お客様の想いの実現化につながります。

2. 想いと数字の両立が成功の鍵 経営者が抱く想いやビジョンを、具体的な数値や計画に落とし込むことで、実際の行動変容と成果の実現につなげることができます。感情論だけでも、数字だけでも不十分であり、両方のバランスが重要です。

3. 伴走型支援の威力 上から教える先生型ではなく、一緒に考え、一緒に悩み、一緒に喜ぶ伴走型の支援こそが、真の成果と継続的改善を実現します。

4. 継続的関係による複利効果 単発での問題解決ではなく、継続的な関係を通じて段階的に改善を進めることで、より大きな成果を実現できます。改善の効果は時間とともに複利効果を生み出します。

5. 外部専門家の客観的視点の価値 経営者にとって、利害関係のない第三者として客観的な視点からアドバイスを受けられる外部パートナーの存在は、経営改善において極めて重要な要素となります。

コダマコンサルティングの強み~元銀行員×伴走型支援×想いの実現化

今回の事例を通じて、改めて私たちコダマコンサルティングの強みを確認することができました。

元銀行員としての金融専門知識 銀行での9年間の経験により、金融機関の視点を熟知していることが、資金調達支援において大きな強みとなっています。

財務と経営の総合的サポート 単なる資金調達支援だけでなく、財務分析から経営改善、ビジョン実現まで総合的にサポートできることが、お客様にとって大きな価値となっています。

真の伴走型コンサルティング 上から目線で指導するのではなく、お客様と同じ目線で一緒に考え、一緒に行動する伴走型のアプローチが、継続的な改善と成果の実現を可能にしています。

地域密着への想い 地域の発展への想いを共有できることが、お客様との深い信頼関係構築につながっています。

フルリモート対応による全国サポート 宮崎に拠点を置きながらも、フルリモートでの全国対応が可能であることで、より多くのお客様の想いの実現化をサポートできています。

読者の皆様へのメッセージ

この記事をお読みの経営者の皆様、あなたの心の中にはどのような想いやビジョンがあるでしょうか?

「もっと地域に貢献したい」 「従業員が働きがいを感じられる会社にしたい」 「安定した経営基盤を築きたい」 「事業を拡大して、より多くのお客様にサービスを提供したい」

このような想いを抱きながらも、目の前の業務に追われて具体的な行動に移せずにいませんか?

私たちコダマコンサルティングは、そんな前向きで一生懸命な経営者の皆様の「想いの実現化」をお手伝いすることを使命としています。どんな小さなご相談でも構いません。まずはお気軽にお声かけください。

あなたの場合はいかがですか?

一緒にビジョンに導かれる、ワクワクした経営を目指しませんか?私たちの将来が、夢と勇気と希望に満ち溢れた世の中になることを願って、皆様のお役に立てることを心より楽しみにしております。

経営課題の迷宮から脱出する方法:「何から手をつければいいかわからない」を解決するコンサルティング事例

経営者の「想い」と現実のギャップを埋める

「売上は伸びているのに、なぜか利益が残らない…」 「何から手をつければよいのかわからない…」

このような悩みを抱える経営者の方は決して少なくありません。私たちは「想いの実現化」をミッションとし、前向きで一生懸命な経営者の皆様と伴走しながら、ビジョンの実現をサポートしています。

今回は、まさに「何から手をつけてよいのか分からない」というご相談をいただいた企業様の事例をご紹介し、課題の本質を見極める重要性についてお話しします。

相談のきっかけ:表面的な課題認識の落とし穴

初回お問い合わせ:経営者の想いと現実の乖離

WEBサイトを通じてお問い合わせをいただいたのは、地域で事業を営まれている経営者様でした。今回のお客様も、その企業様独自の課題と想いがありました。

お客様の状況

  • 売上は前年度比で順調に成長
  • 地域での事業基盤は安定
  • しかし、描いていたビジョンと現実の利益水準にギャップを感じている
  • 何をどう改善すればよいのか方向性が見えない状態

経営者様の仮説と想い この経営者様は「原価管理の強化が最も重要」との見立てをお持ちでした。これまでの経験から、原材料費のコントロールが利益確保の鍵だと考えられていたのです。この判断自体は決して間違いではありませんが、果たしてそれが最優先で取り組むべき課題だったのでしょうか?

私たちコダマコンサルティングでは、上から教える先生型ではなく、一緒に伴走するパートナー型のコンサルティングを大切にしています。そのため、まずは経営者様の想いを丁寧にお聞きしながら、客観的なデータに基づいた現状分析を行いました。

コダマコンサルティングの初期診断:複数の観点による体系的分析

銀行員経験を活かした財務視点からのアプローチ

私が銀行員時代に培った財務分析の知見と身につけた数字を読み解く力を活かし、以下の4つの観点から現状を詳細に分析いたします:

①損益分岐点の観点:そもそも売上が足りないことはないか?

  • 固定費の詳細な洗い出しと適正性評価
  • 変動費率の正確な算定と業界比較
  • 損益分岐点売上高の計算と現状とのギャップ分析
  • 経営安定性の評価
  • 資金繰り予測と必要資金の算定

②変動費の観点:原価率が適正水準を超えていないか?

  • 商品・サービス別の詳細な変動費率分析
  • 同業他社との原価率比較
  • 仕入先との価格交渉余地の検討
  • 製造プロセスの効率性評価
  • 在庫管理の適正性と資金効率の確認

③固定費の観点:経費が適正水準を超えていないか?

  • 固定費の項目別詳細分析と削減可能性の検討
  • 設備投資効果の測定と改善提案
  • 人件費の適正性と生産性向上の余地
  • 補助金・助成金活用による負担軽減の検討

④組織・役割の観点:ビジョン実現に向けた体制は整っているか?

想いの実現化を支える組織づくり

  • 経営者のビジョンが組織全体に浸透しているかの確認
  • 各部門・各人の役割と責任の明確化
  • 意思決定プロセスの効率性評価
  • 情報共有体制とコミュニケーションの改善提案

診断結果:経営者が予想外の発見と課題の重点順位

伴走型コンサルティングによる気づき

お客様と一緒に数字を見つめ、対話を重ねながら分析を進めた結果、以下のような課題が明らかになりました。

損益分岐点の課題(最重要・緊急性高

  • 現在の売上高が損益分岐点をわずかに上回る程度
  • ビジョン実現に必要な利益水準までの売上ギャップが大きい
  • 外部環境変化への耐性が不足している状況

変動費の課題(重要度:中)

  • 原価率は同業他社と比較して標準的水準
  • 一部改善余地はあるが、優先順位は高くない

固定費の課題(重要度:中・要継続監視)

  • 人件費比率はやや高めだが許容範囲
  • 設備投資の効果測定が不十分
  • 補助金活用による改善余地あり

組織・役割の課題(重要度:低・長期課題)

  • 基本的体制は整備済み
  • ビジョン浸透に向けた継続的取り組みが必要

想いと現実のギャップを埋める発見

興味深いことに、経営者様が最も重要と考えていた「原価管理」は、実際には中程度の重要度という結果になりました。一方で、最も重要な課題として浮上したのは「売上規模の拡大」でした。

この発見は、経営者様にとっては驚きの結果になりました。「原価を削る努力よりも、まず売上を安定的に確保し、ビジョン実現に必要な利益水準まで引き上げることが先決だったのですね」とおっしゃっていただきました。

これこそが、私たちが大切にしている「寄り添い、共に成長し合えるコンサルティング」の真髄です。一方的に答えを押し付けるのではなく、お客様と一緒に課題を発見し、納得感を持って次のステップに進んでいただくことを重視しています。

課題解決への伴走アプローチ

想いの実現化に向けた段階的取り組み

複数の課題が存在する場合、すべてを同時に解決しようとすると、リソースが分散し、経営者様のモチベーション維持も困難になります。私たちは、お客様と一緒に優先順位を明確にし、段階的なアプローチで確実な成果を目指します。

1段階:緊急課題への集中対応

  • 既存顧客との関係深化による売上拡大
  • 休眠顧客の掘り起こしと再活性化
  • 営業プロセスの効率化と成約率向上
  • 必要に応じた資金調達支援(融資・補助金申請)

2段階:中期課題への戦略的対応

  • 新商品・サービス開発による付加価値向上
  • 新市場開拓と販売チャネル多角化
  • 原価管理システムの構築と運用
  • 組織体制の最適化

3段階:長期ビジョン実現への基盤強化

  • 持続可能な成長モデルの構築
  • 次世代リーダー育成と組織文化醸成
  • 地域連携による事業機会創出

資金調達支援による課題解決の加速

銀行員時代の経験を活かし、課題解決に必要な資金調達もトータルでサポートします。

融資による資金調達

  • 金融機関との交渉支援
  • 事業計画書の作成サポート
  • 返済計画の策定と実行支援

早期相談の価値:ワクワクする経営への転換点

タイミングが生む相乗効果

今回のお客様は、問題が深刻化する前の比較的早い段階でご相談をいただきました。この「早期相談」により、以下のような大きなメリットを享受できました。

選択肢の豊富さ 危機的状況では選択できない戦略的施策も、余裕がある段階では実行可能です。

想いを軸とした判断 切羽詰まった状況では目先の対処療法に陥りがちですが、早期相談により、経営者様の本来の想いとビジョンを軸とした判断ができました。

投資による成長加速 財務的余裕がある段階での改善投資は、より高い効果を期待できます。

ピンチからワクワクへの転換

私たちが目指すのは、「ピンチに陥ってハラハラする経営」から「ワクワク心が奮い立つような想いに導かれる経営」への転換です。早期の課題発見と適切な対応により、経営者様は本来の志に立ち返り、前向きな事業展開に集中できるようになります。

地域に根差した企業同士のつながり

地域を盛り上げる共成長の輪

私たちのビジョンは「地域に根差した企業同士が繋がり共に成長して、地域を盛り上げていく」ことです。今回のお客様も、課題解決の過程で地域の他企業様との連携機会を見つけ、相互にメリットのある関係性を構築することができました。

一社だけの成長ではなく、地域全体の発展に貢献する。これこそが、私たちが目指すコンサルティングの在り方です。

フルリモート対応:全国の経営者様との伴走

場所を選ばないパートナーシップ

コダマコンサルティングでは、フルリモートでの全国対応も可能です。オンライン会議システムを活用し、対面と変わらない質の高いコンサルティングを提供いたします。距離や立地に関係なく、想いのある経営者様との出会いを大切にしています(要望によりお客様の事務所までお伺いするケースもあります)。

あなたの場合はいかがですか?

想いの実現化に向けた第一歩

この事例を読まれて、ご自身の会社の状況はいかがでしょうか?以下のような想いや課題をお持ちではありませんか?

こんなお悩みはありませんか?

  • 売上は伸びているが思うような利益が残らない
  • 何から手をつけてよいのかわからない状態
  • 本来の想いとビジョンを見失いかけている、またはビジョンがない
  • 数字の裏にある本質的な課題が見えない
  • 一人で悩んでいて相談相手がいない

私たちができること

  • 財務分析と経営課題の体系的整理
  • 想いとビジョンの再確認と具体化
  • 課題解決に向けた段階的アプローチの策定
  • 資金調達を含むトータルサポート
  • 継続的な伴走による着実な改善実現

想いとお金を両立させる専門家として

私は、「想いとお金を両立させる専門家」として、多くの経営者様と出会ってきました。プロサッカー選手を夢見た少年が挫折を経験し、その後に経営コンサルタントという道に出会った私だからこそ、想いを諦めることなく実現していく大切さを深く理解しています。

一緒にビジョンに導かれる、ワクワクした経営を目指しませんか?私たちの将来が、夢と勇気と希望に満ち溢れた世の中になることを願って、今日も経営者の皆様と伴走し続けています。

おわりに・・・共に成長し合える関係性の構築

今回の事例から学べる最も重要なことは、経営課題は一人で抱え込むものではないということです。信頼できるパートナーと共に、体系的&客観的視点を入れたアプローチで課題を整理し、想いの実現に向けて一歩ずつ進んでいく。これが、持続可能な成長への確実な道筋です。

コダマコンサルティングは、お客様の「想いの実現化」を通じて、地域の発展と豊かな社会の実現に貢献してまいります。あなたの想いをぜひお聞かせください。一緒に、ワクワクする未来を創っていきましょう。

あなたの場合はいかがですか?

年末年始のお知らせ

平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。誠に勝手ながら下記期間を年末年始休業期間とさせていただきます。

【年末年始休業期間】

2025年12月25日~2026年1月4日

新年は、1月5日より営業開始となります。何卒、宜しくお願い申し上げます。なお、お急ぎの用件がありましたら、携帯までお気軽にご連絡ください。

事業承継後の「想い」を数字で実現したメニュー表開発コンサルティング事例

~想いとお金を両立させる経営へ~

「売上はあるのに手元にお金が残らない」「何から手をつけていいのかわからない」

事業承継後の経営者様から、このようなご相談をいただくことは決して珍しいことではありません。先代から受け継いだ事業への想いは強くても、具体的な数字管理や経営戦略について悩まれる方が多いのが現実です。

今回ご紹介するのは、飲食業E様の事業承継後の経営改善事例です。コダマコンサルティングが大切にしている「想いの実現化」というミッションのもと、お客様と伴走しながら、数字に基づいた具体的な改善策を実施し、結果として大幅な収益向上を実現した事例をお伝えします。

私たちが考える経営とは、単なる数字の改善だけではありません。経営者様の「想い(ビジョン)」を実現するために、しっかりとした数字の裏付けを作り、それによってワクワクするような経営を目指していくことです。ビジョンと数字がハッキリしているからこそ、事業に対するモチベーションアップに繋がると考えています。

クライアント様との出会い~伴走型コンサルティングの始まり~

E様との初回面談

地域で約100年以上愛され続けてきた飲食店を経営するE様。先代から事業を承継された新代表者様からのご相談でした。初回面談では、以下のようなお悩みを伺いました。

「父の代から続く店や味を守りたいという想いは強いのですが、経営の実務について、特に数字の部分は正直不安でいっぱいです。コロナ禍以降、なんとか売上を維持できているものの、なぜか手元にお金が残らず、このままで大丈夫なのか心配です。」

このお話を伺った時、私たちが最も大切にしている「想いの実現化」というミッションがまさに求められている場面だと感じました。E様には確固たる想い(先代から受け継いだ店の味を守り、会社を発展させたいというビジョン)があります。しかし、それを実現するための具体的な数字の把握と戦略が不足していたのです。

伴走型コンサルティングのアプローチ

コダマコンサルティングでは、「上から教える先生型ではなく、一緒に伴走するパートナー型のコンサルティング」を実施しています。E様との関係においても、一方的に解決策を提示するのではなく、まずはE様の想いをしっかりとお聞きし、その実現に向けて一緒に考えていくスタンスを取りました。

「どのような店にしていきたいですか?」「お客様にとって、どんな価値を提供したいと考えていますか?」

このような質問を通じて、E様の中にある本当の想いを言語化していきました。その結果、「地域の皆様に愛され、安心して美味しい料理を楽しんでいただける店を続けていきたい」というビジョンが明確になりました。

元銀行員の視点による財務分析~数字で現状を「見える化」~

銀行員時代の経験を活かした分析手法

私は金融機関で9年間勤務経験があります。この経験から培った財務分析のスキルを活用し、E様の過去5年間の財務データを徹底的に分析しました。

多くの経営者様は、日々の業務に追われて財務状況を詳細に把握する時間がありません。しかし、想いを実現するためには、現状を数字で正確に把握することが不可欠です。分析の結果、以下の事実が明らかになりました。

財務分析結果:

  • 売上高:維持されているが減少傾向
  • 原価率:業界平均を上回る実績
  • 人件費率:適正範囲内で推移
  • 営業利益率:期によって変動あり、難しい状況

この数字を見たE様は、「なんとなく厳しいとは思っていましたが、ここまで深刻だったとは…」と驚かれていました。しかし、同時に「問題が明確になり、頭が整理された気がします」ともおっしゃっていただきました。

日次管理システムの導入

銀行員時代の経験から、日々の数字管理の重要性を痛感していた私は、E様に日次での収支管理をお勧めしました。今回のケースにおいては、月次での大まかな把握では、問題の本質が見えないと考えたからです。

約1ヶ月間のデータ収集を通じて、興味深い事実が判明しました。材料の無駄遣いや過剰な仕入れも一部ありましたが、基本的には日々の業務を適切に管理されていました。従って、問題は業務の質ではなく、商品設計にあることがわかりました。

問題の核心発見~商品別収益性の徹底分析

メニュー別原価分析の実施

次のステップとして、全品目のメニューについて、1品ずつ詳細な原価分析を実施しました。この作業は非常に時間のかかるものでしたが、E様と一緒に取り組むことで、お客様自身も経営の実態を深く理解していただくことができました。

分析結果はざっくりと以下の分類分けができました。

  • 原価率30%以下の高収益メニュー
  • 原価率30~70%の標準メニュー
  • 原価率70%超の赤字メニュー

特に赤字メニューについては、近年の物価高騰により材料費が20~30%上昇しているにも関わらず、販売価格が据え置かれていることが原因でした。E様は「お客様のことを考えて値上げを躊躇していましたが、これでは店が続けられませんね」と現実を受け入れてくださいました。

また、メニューに使う食材(小鉢など)の工夫や仕入先の見直しも併せて行いました。

想いの実現に向けた戦略策定~ビジョンと数字の融合~

E様の想いを軸とした改善方針

ここで重要だったのは、単純に利益を追求するのではなく、E様の「地域の皆様に愛される店を続けたい」という想いを実現する方法を考えることでした。私たちは以下の方針を共に策定しました。

基本方針:

  1. お客様に愛されるメニューは価値に見合う適正価格で提供
  2. 不採算メニューは整理するが、人気メニューは形を変えて残す
  3. 経営者の負担を軽減し、より良いサービスに集中できる環境を作る
  4. 持続可能な経営体制を構築し、長く地域に貢献できる店にする

具体的なメニュー戦略

E様と何度も話し合いを重ね、全メニューを以下の4つのカテゴリーに分類しました:

削除メニュー 完全赤字メニューと注文頻度の低いメニューを整理。ただし、お客様への影響を最小限に抑えるため、代替メニューを提案。

適正価格化メニュー
人気メニューについては、価値に見合った適正価格に調整。値上げに際しては、品質向上も同時に実現。

据置メニュー 既に適正原価率にあるメニューは価格維持し、看板メニューとして前面に押し出す。

一品料理化メニュー 削除予定だった人気メニューを、少量高品質の一品料理として復活。特別感を演出し、収益性も確保。

目標設定と数値管理体制の構築

E様と一緒に具体的な数値目標を設定しました(いわゆるKPI)。

  • 目標原価率:30%
  • 目標営業利益率:10%(必要金額で評価)
  • 月次キャッシュフロー:30万円の改善

これらの数字は、E様の想い(持続可能な経営で地域に貢献)を実現するための具体的な指標として設定しました。

実装プロセス~お客様と共に歩んだ日々~

段階的実装による顧客への配慮

急激な変更はお客様の混乱を招く恐れがあるため、段階的実装を計画しました。この計画策定においても、E様の「お客様を大切にしたい」という想いを最優先に考えました。

実装スケジュール

  • 第1段階(1ヶ月目):不採算メニューの段階的廃止と説明
  • 第2段階(2ヶ月目):価格改定と品質向上の同時実施
  • 第3段階(3ヶ月目):一品料理メニューの追加と看板メニュー強化

お客様コミュニケーション戦略

E様の想いである「お客様に愛される店」を実現するため、常連さんを中心に変更についての丁寧な説明を重視しました。

  • 店内での価格改定理由の説明(物価高騰等への対応と品質向上)
  • 常連のお客様への個別説明
  • 新メニューの試食サービス
  • 感謝の気持ちを込めたサービス向上

結果として、来店人数や売上高から考慮すると顧客離れはなく、「より美味しくなった」「経営が安定してくれて安心」といった温かいお声をいただくことができました。

劇的な成果~想いと数字の両立実現~

定量的成果

実装から半年後、E様の想いが数字として実現されました。

財務面の劇的改善

  • 原価率の改善
  • 営業利益率の向上(営業利益が出る体制構築)
  • 月次キャッシュフローの改善
  • 年間利益の増加

想いの実現~定性的な成果~

数字以上に重要だったのは、E様の想いが実現されたことでした。

「以前は毎日が不安でしたが、今は数字に裏付けられた自信を持って経営できています。お客様にも『美味しくなった』と言っていただけて、父から受け継いだ店を発展させることができそうです。」

このE様の言葉こそが、私たちのミッションである「想いの実現化」が達成された証だと感じています。

継続的な成長支援~伴走は続く~

モニタリング体制の構築

想いを実現し続けるためには、継続的な改善が必要です。以下の管理体制を構築しました。

  • 月次での原価率モニタリング
  • 四半期ごとでの商品別収益性分析
  • 定期的な戦略見直しミーティング
  • 年次での事業計画策定支援(KPI設定や行動計画設定など)

資金調達支援の準備

E様からは「店舗設備を改善したい」というさらなる想いをお聞きしています。その実現に向けて、私たちの得意分野である融資・補助金といった資金調達支援の準備も行いました。実際に、内装や看板の入替を実現でき、優先度の高い箇所の修繕&新規設置ができました。

コダマコンサルティングの想い~共に成長する喜び~

私たちが大切にすること

今回のE様との取り組みを通じて、改めて私たちのコンサルティング方針を再確認できました。

「寄り添い、共に成長し合えるコンサルティング」

E様の成功は、単なるクライアント様の成果ではありません。私たち自身も、E様との伴走を通じて多くを学び、成長することができました。

あなたの「想い」はいかがですか?

このような想いをお持ちではありませんか?

  • 先代から受け継いだ事業を発展させたいが、何から始めればいいかわからない
  • 売上はあるのに利益が残らず、将来が不安
  • 事業への想いは強いが、数字に裏付けられた自信がない
  • お客様に喜んでもらいながら、適正な利益も確保したい
  • 持続可能な経営体制を構築したい

これらの想いは、決して無理なものではありません。適切な分析と戦略があれば、実現できます。

私たちにできること

コダマコンサルティングでは、以下の専門性を活かして、あなたの「想いの実現」をお手伝いします。

元銀行員の専門性

  • 財務分析による現状把握
  • 資金調達(融資)支援
  • 事業計画策定支援(KPI設計・行動計画作成等)

伴走型コンサルティング

  • 一方的な指導ではなく、共に考え、共に実行
  • 継続的なサポート体制
  • クライアント様の成長に合わせた柔軟な支援

実践的なアプローチ

  • 理論だけでなく、すぐに実行できる具体的な施策
  • 数字に基づいた客観的な分析
  • 持続可能な改善システムの構築

フルリモートで全国対応

私たちは宮崎を拠点としていますが、フルリモートでの対応により全国のお客様にサービスを提供しています。場所を問わず、あなたの「想いの実現」をサポートいたします。

~ワクワクする経営を目指して~

本当は、ピンチに陥ってハラハラする経営ではなく、ワクワク心が奮い立つような「想い(ビジョン)」に導かれる経営を実践したい経営者は多いはずです。

ビジョンと数字がハッキリしているからこそ、事業に対するモチベーションアップに繋がる。そして、その結果、お客様により良いサービスを提供でき、地域社会への貢献も実現できると考えます。

E様の事例のように、確固たる想いがあれば、それを数字で裏付け、具体的な行動に移すことで実現可能性を高めることができます。私たちコダマコンサルティングは、あなたの想い実現の良きパートナーでありたいと考えています。

あなたの場合はいかがですか?

同じような想いや課題をお持ちの経営者様は、ぜひ一度ご相談ください。初回相談は無料で承っており、あなたの想いをお聞かせいただいた上で、最適な実現方法を一緒に考えさせていただきます。

私たちの将来が、夢と勇気と希望に満ち溢れた世の中になることを願って、今日もクライアント様の「想いの実現化」に全力で取り組んでいます。

決算書分析で見つける経営課題!財務コンサルティング

経営者にとって重要なことは何でしょうか?それは、経営者の意向によって異なるかもしれませんが、私は自社の財務状況を正確に把握し、描いたビジョンを実現するための道筋を明確にすることが重要であると考えます。

コンサルティング実施前の経営者には、決算書を前にしても「数字の羅列で何を意味しているのかよくわからない」という経営者も少なくありません。弊社においてはビジョンと数字がハッキリしているからこそ事業に対するモチベーションアップにつながると考えるのですが、そのための分析方法を知らないために、本来持っている経営への情熱を活かしきれていないケースが多々あります。

コダマコンサルティングでは、元銀行員の金融知識と、フルリモート&お客様と伴走しながら支援するコンサルティングスタイルで、経営者の「想いの実現化」をサポートしています。本記事では、決算書分析を通じて経営課題を発見し、ワクワクする経営を実現するための具体的な方法をお伝えします。

貸借対照表から読み取る会社の財務健全性

貸借対照表(バランスシート)は、そのとき時点での企業の財政状態を映し出す鏡のような存在です。元銀行員の視点から申し上げると、金融機関が最も重視する財務諸表のひとつでもあります。資産、負債、純資産の構成を分析することで、会社の財務健全性を判断し、将来のビジョン実現に向けた資金調達の可能性も見えてきます。

流動比率で短期的な支払い能力を確認

財務健全性を測る最も基本的な指標が流動比率です。

流動比率 流動資産 ÷ 流動負債 × 100

この比率は、短期的な支払い能力を示す比率で、200%以上あれば金融機関からの評価も高く、100%を下回る場合は早急な改善が必要という目安になります。

例えば、ある建設業のクライアント様の場合、流動資産5,000万円、流動負債4,000万円で流動比率125%でした。数値上は問題ないものの、季節変動による売上の波があったため、キャッシュフロー予測を詳細に行い、資金繰り計画を一緒に作成しました。このような伴走型の支援により、経営者の資金繰り不安を取り除き、本業に集中できる環境を整えることができました。

自己資本比率で財務の安定性を評価

自己資本比率 純資産 ÷ 総資産 × 100

この比率は、会社の財務的な安全性を表します。会社が倒産するケースとして、借金の返済ができなくなったなど資金ショートした場合があります。この場合、借金がなければ倒産しなかったという可能性もあります。つまり、基本的には自己資本が多ければ、安全性が高くなるということです。その安全性の水準が分かるのがこの自己資本比率になります。

一般的に30%以上あれば望ましく、50%以上あれば安全性が高いとされています。

よくでる指標にはなりますが、業種や事業のやり方、事業規模によって異なるケースもありますので、個人的には個別での判断が必要な指標ではないかと考えています。

固定比率で長期的な財務安定性をチェック

固定比率 固定資産 ÷ 純資産 × 100

固定比率は、自己資本(純資産)に対する固定資産の割合のことです。この比率が100%を超える場合、固定資産の一部を借入金で賄っていることを意味します。しかし、成長段階の企業では必要な投資もあるため、将来性とのバランスを見極めることが重要です。

貸借対照表分析で発見できる経営課題とコダマコンサルティングのアプローチ

在庫管理の問題 棚卸資産が異常に増加している場合、在庫管理システムの改善提案等を行います。また、売上高や現預金に対して売掛金が多い場合、融資にも影響が出ることもあるため改善の提案をしています。

資金調達の最適化 有利子負債が増加傾向にある場合、金融機関との関係性構築支援等による設備投資資金の調達をサポートします。

投資効率の改善 設備投資の効果が出ていない場合、ROI分析を行い、経営者と一緒に改善策を検討します。

損益計算書で利益構造の問題点を発見する方法

損益計算書(P/L)は、企業の収益性や成長性を表す重要な財務諸表です。単に利益が出ているかどうかだけでなく、どのような構造で利益を生み出しているかを分析することで、持続可能な成長戦略を描くことができます。併せて、ビジネスモデルを確認することがポイントです!

売上総利益率で商品・サービスの競争力を確認

売上総利益率 売上総利益 ÷ 売上高 × 100

この指標は、商品やサービスそのものの価値を数値化したものです。コダマコンサルティングでは、業界平均との比較だけでなく、クライアントの強みや特徴を活かした価値向上策を一緒に考えます。妥当な比率は、財務全体を見ながら個別で検討していきます。

例えば、ある飲食業のクライアント様では、売上総利益率が業界平均を下回っていました。しかし、地域の特産品を活用した付加価値の高い商品開発を提案し、併せて販路開拓のための補助金活用も支援した結果、1年後には業界平均を上回る収益性を実現できました。

営業利益率で本業の収益性を評価

営業利益率 営業利益 ÷ 売上高 × 100

営業利益率は、経営者の本業での稼ぐ力を数値化したものです。5%以上あれば良好とされますが、より重要なのは営業利益の金額です。

いくら比率が5%以上でも、税金の支払いや返済等以下の営業利益金額であれば、十分な利益が出ているとは言えません。

また、銀行員時代に資産運用の担当をしていた経験から、投資の観点でも営業利益率の安定性は非常に重要です。経営者の皆様には、短期的な利益追求ではなく、持続可能な収益構造の構築をお勧めしています(持続可能な経営体制の構築/分析)。

損益分岐点分析で安全余裕を確保

損益分岐点売上高 固定費 ÷ 1 – 変動費率)

この分析により、最低限必要な売上高を明確にできます。現在の売上高との差額が「安全余裕」となり、この幅を広げることで、経営者が描くビジョン実現への確実性が高まります。

費用構造の最適化で収益性向上

各費用項目の売上高に対する割合を分析し、無駄な支出を削減するとともに、成長投資のバランスを最適化します。弊社では、コスト削減だけでなく、売上拡大のための戦略的投資についても一緒に検討します。

想いとお金を両立させる経営分析のアプローチ

私は、「想いとお金を両立させる専門家」として、単なる数字分析ではなく、経営者の想いを数字で裏付けし、実現可能な戦略に落とし込むことを大切にしています。

ビジョンドリブンな経営指標の設定

経営者が描くビジョンを実現するために必要な財務目標を逆算し、具体的なKPI(経営目標等)として設定します。例えば、「5年後に売上5億円」というビジョンがあれば、そのために必要な年間成長率、投資額、人員計画などを財務面から検証します。

伴走型の継続支援

弊社の特徴である「寄り添い、共に成長し合えるコンサルティング」により、月次での財務分析を通じて、計画と実績の差異を早期に発見し、軌道修正を行います。フルリモートでの全国対応により、どちらにいらっしゃっても継続的なサポートが可能です。これによりPDCAを一緒に回すことができます(行動計画とその振り返り、ネクストアクションの策定)。

資金調達と財務戦略の一体化

元銀行員としての経験を活かし、金融機関からの融資などお客様に合せた最適な資金調達戦略を提案します。財務分析の結果をもとに、成長に必要な資金を確実に調達できるよう支援します。

地域企業の成長を支える財務コンサルティング

宮崎を拠点とするコダマコンサルティングでは、「地域に根差した企業同士が繋がり共に成長して、盛り上げていく」というビジョンのもと、地域企業の財務力強化に取り組んでいます。

実践事例:製造業A社の財務体質改善

創業50年の製造業A社では、売上は安定していたものの、自己資本比率が20%台と低迷していました。決算書分析の結果、過度な設備投資と在庫過多が原因と判明。

伴走支援により、在庫管理システムの導入、設備投資計画の見直し、金融機関との関係改善を実施。結果として自己資本比率35%まで改善し、さらなる成長投資の基盤を築くことができました。

サービス業B社のキャッシュフロー改善

地元のサービス業B社では、売上は順調に成長していたものの、資金繰りに苦労していました。損益計算書分析により、売上債権の回収期間が業界平均の2倍であることが判明。

短期資金や当座貸越融資の活用により、運転資金を大幅に改善。浮いた資金で新サービス開発に投資し、さらなる成長を実現しました。

さいごに・・・ワクワクする経営の実現に向けて

決算書分析は、経営者の想いを数字で裏付け、ビジョン実現への道筋を明確にする重要なツールです。ピンチに陥ってハラハラする経営ではなく、ワクワク心が奮い立つような「想い(ビジョン)」に導かれる経営を実現するために、財務面からの検証は欠かせません。

弊社では、元銀行員の金融知識と、お客様と伴走しながら支援するコンサルティングスタイルで、経営者の皆様の「想いの実現化」をお手伝いしています。

  • 貸借対照表から財務健全性を評価し、安定的な成長基盤を構築
  • 損益計算書から収益構造を分析し、持続可能な利益創出体制の確立
  • ビジョンドリブンな経営指標設定により、想いとお金の両立を実現
  • 金融機関との関係構築と最適な資金調達戦略の立案

決算書の数字に込められた経営者の想いを読み解き、それを実現するための具体的な戦略を一緒に描いていく。その結果、ありがとうと言われることが私たちの使命であり、やりがいです。

あなたの会社の場合はいかがですか?描いているビジョンを実現するための財務戦略は明確になっていますか?そうでなければ、ぜひ一緒にビジョンに導かれる、ワクワクした経営を目指しませんか?

フルリモートで全国対応可能ですので、どちらにいらっしゃっても、まずはお気軽にご相談ください。私たちの将来が、夢と勇気と希望に満ち溢れた世の中になることを願って、経営者の皆様の想いの実現化を全力でサポートいたします。

想いの実現化を支える伴走者:コダマコンサルティングについて

はじめに

現代の経営環境は日々複雑化し、多くの経営者が自らの想いやビジョンを実現することに困難を感じています。そんな中で、コダマコンサルティングは、独自のアプローチで経営者の想いの実現をサポートします。

今回は、コダマコンサルティングの理念や取り組み方をご紹介します。

コダマコンサルティングの核心:明確なビジョンが生み出す力

ビジョンと数字の明確化がもたらすモチベーション向上

コダマコンサルティングが最も重視しているのは、「ビジョンと数字がハッキリしているからこそ事業に対するモチベーションアップにつながる」という考え方です。

相談される企業の多くは抽象的な目標や曖昧な計画で事業運営を実施している企業が多いのが現状です。コダマコンサルティングは明確なビジョンと具体的な数値目標の両立こそが、真の成果を生み出すと考えています。これは単なる理論ではなく、自らが実践し、クライアント企業と共に検証し続けている実証済みのアプローチです。

三位一体の経営哲学

コダマコンサルティングの経営哲学は、「ミッション」「ビジョン」「カンパニースピリッツ」の三つの要素が相互に作用する三位一体の構造になっています。

  • ミッション:使命感を持って取り組むべき核心的な活動
  • ビジョン:理想の姿として描く将来像
  • カンパニースピリッツ:日々の活動における価値観や行動指針

この三つの要素に一貫性を持たせることで、持続可能な成長と継続的なモチベーション維持を実現しています。

ミッション:「想いの実現化」への献身

経営者の想いに寄り添う使命感

コダマコンサルティングのミッションは「想いの実現化」です。

「前向きで一生懸命な経営者のお力になり、『ありがとう』と言われることが最高のやりがい」です。クライアントとの関係性を重要にしております。

仕組みづくりを通じた持続的サポート

コダマコンサルティングは、一時的な問題解決ではなく、経営者の想い実現に向けた「仕組みづくり」に重点を置いています。この仕組みづくりこそが、短期的な成果だけでなく、長期的な企業成長を支える基盤となります。

仕組み化のメリットは多岐にわたります:

  1. 再現性の確保:成功パターンを体系化し、継続的に実践できる
  2. 人材育成の効率化:脱属人化に繋がり、明確な仕組みにより、人材の能力向上が加速する
  3. リスクの最小化:予測可能な範囲での事業運営が可能になる
  4. スケーラビリティ:事業規模拡大時にも対応できる柔軟性を持つ

ビジョン:地域に根差した企業同士が繋がり共に成長し盛り上げる

地域密着型成長モデルの追求

コダマコンサルティングのビジョンは「地域に根差した企業同士が繋がり共に成長し、盛り上げていく」というものです。これは単なる地域貢献ではなく、戦略的な地域共創モデルを指します。

現代のグローバル経済の中で、地域密着型のビジネスモデルを追求する理由は以下の通りです。

  • 信頼関係の構築:地域内での長期的な関係性により、深い信頼関係を築くことができる
  • 相互補完の実現:異なる業種・業界の企業同士が連携し、相互に不足部分を補い合う
  • 地域ブランドの向上:地域全体の価値向上により、個々の企業価値も向上する
  • 持続可能な成長:地域経済全体の底上げにより、安定的な成長基盤を確保する

継続的なビジョン更新プロセス

コダマコンサルティングは、「描いたビジョンを実現させることでなりたい自分になり、そこから更なる高みのビジョンに向けて一歩踏み出していく」という継続的な成長プロセスを重視しています。

これは、ビジョンを固定的なものではなく、達成とともに更新され続ける動的なものとして捉えていることを意味します。この考え方により、常に新たな挑戦への意欲を維持し、停滞を回避します。

「それぞれが置かれた場所で輝く」という理念

コダマコンサルティングは「それぞれが置かれた場所で輝けるそんな世界を、コンサルティングを通して体現したい」と考えております。これは、画一的な成功モデルを押し付けるのではなく、各企業・各個人の特性を活かした独自の成功パターンを見つけることを重視していることを示しています。

カンパニースピリッツ:寄り添い、共に成長し合えるコンサルティング

先生型ではなく、伴走型のコンサルティング

従来のコンサルティング業界では、「先生と生徒」という上下関係に基づいたアプローチが主流でした。しかし、コダマコンサルティングは「寄り添い、共に成長し合えるコンサルティング」を掲げ、パートナー型のアプローチを採用しています。

この違いは実践面で大きな差となって現れます:

従来の先生型アプローチ:

  • 一方向的な知識・情報提供
  • コンサルタント主導の解決策提示
  • 短期的な問題解決に重点
  • 依存関係の形成

コダマコンサルティングの伴走型アプローチ:

  • 双方向的な対話を重要視
  • クライアント企業の主体性を望む
  • 長期的な成長プロセスをサポート
  • 自立的な問題解決能力の育成

相互成長のメカニズム

コダマコンサルティングは、「コンサルティングを通して、お客さまと私たちのビジョンに一歩ずつ近づき、その過程でお客様と共に成長していきたい」という一貫した姿勢を持っています。

あるコンサルティング会社が、自社の知識やノウハウを一方的に提供するビジネスモデルを採用する中、コダマコンサルティングはお客様ごとにカスタマイズした独自のアプローチにより目標達成をサポートする点に違いがあります。

コダマコンサルティングの実践アプローチ

自らが実践者であることの重要性

コダマコンサルティングの大きな特徴は、「私たちは、自らがそれを実践しながら、経営者の想い(ビジョン)の実現化をサポートします」という姿勢です。

これは、単なる理論やフレームワークの提供ではなく、自社でも実際に実践している手法やアプローチを基にサポートを行うということを意味します。この「実践者としての視点」により、より実用的で現実的なアドバイスが可能になっています。

コダマコンサルティングの実績(202511月現在)

全国40都道府県への支援実績

コダマコンサルティングは宮崎を拠点に、リモートを活用して全国の企業様の支援を行っております。支援の輪が広がり、全国40都道府県の支援実績を達成しました。全国47都道府県支援を目指して日々精進しております。これまで支援したお客様からは、リモートでの支援により支障が出るような旨のお言葉をいただいたことはありません。ご安心ください。

全業種対応可能

コダマコンサルティングは、全業種サポート対応可能です。金融機関勤務時代から様々な業種を経験しましたが、独立後の全国支援開始により、さらに様々な業種・事業のやり方を行っている事業者様のサポートを経験しました。業種特化せず、様々な事業の内容を横展開できる点も利点になります。

終わりに・・・

ここまでお読み下さりありがとうございます!大変、感謝です!!

これからも1社でも多くのお客様と関わり、共に成長することで、「それぞれ置かれた場所で輝ける世界」の実現につなげていきたいと考えております。

私たちの将来が、夢と勇気と希望に満ち溢れた世の中になることを願って。

キャッシュフロー改善で倒産回避!財務コンサルティング実例

「売上は上がっているのに、なぜか現金が足りない…」 「支払いの目処が立たず、夜も眠れない日が続いている」

このような資金繰りの悩みは、多くの経営者が抱える深刻な課題です。私が銀行員で9年間勤務していた頃、数多くの経営者からこうした相談を受けてきました。実は、黒字倒産の8割以上がキャッシュフロー管理の不備が原因と言われており、決して他人事ではありません。

コダマコンサルティングでは、「想いの実現化」をミッションとして、経営者の皆様と伴走しながらキャッシュフロー改善をサポートしています。今回は、実際の財務コンサルティング現場で効果を実証した、キャッシュフロー改善の具体的な手法をご紹介します。

経営者の「想い」を守るためのキャッシュフロー管理

事業を始めた時、あなたには明確なビジョンがあったはずです。「地域のお客様に喜んでもらいたい」「従業員とその家族を幸せにしたい」「社会に貢献したい」といった熱い想いが、起業の原動力だったのではないでしょうか。

しかし、日々の資金繰りに追われる中で、その想いが見えなくなってしまうことがあります。私たちが最も避けたいのは、資金不足によって経営者の大切な想いが断たれてしまうことです。

コダマコンサルティングでは、単に数字を改善するだけではなく、経営者の想いを実現するためのキャッシュフロー管理をお手伝いします。ビジョンと数字がハッキリしているからこそ、事業に対するモチベーションアップにつながると確信しています。

なぜキャッシュフロー管理で企業が救われるのか

私が銀行員時代に印象的だった事例があります。地域で愛される老舗製菓店の社長から、急遽相談を受けたことがありました。「どうしても今月末の支払いが厳しい」という切実な相談でした。

詳しく話を伺うと、売上は順調で利益も出ているのに、季節商品の仕込みで一時的に現金が不足していたのです。この時、もしキャッシュフロー管理ができていれば、3ヶ月前から資金需要を予測し、計画的な融資で対応できていたはずです。

このような経験から、私はキャッシュフロー管理の重要性を痛感し、現在の財務コンサルティング事業で最も重視している分野の一つとなっています。

企業の倒産原因として「販売不振」が挙げられることがありますが、実際には健全な利益を上げている企業でも、キャッシュフローの管理不備により倒産するケースがあります。これが「黒字倒産」と呼ばれるものです。

売上が発生しても実際の入金まで時間差があり、一方で仕入れ代金や人件費などの支払いは待ってくれません。この時間差を適切に管理することで、経営者の想いを継続的に実現し続けることができるのです。

資金繰り表作成で現金不足を事前に察知する手法

伴走型アプローチによる資金繰り表の構築

コダマコンサルティングでは、「上から教える先生型」ではなく、経営者と一緒に考える「伴走型」のコンサルティングを実践しています。資金繰り表の作成においても、経営者の事業に対する深い理解と想いを組み込んだ、実用性の高いツールを一緒に作り上げます。

資金繰り表とは、将来の現金の流れを予測し、いつ、どのくらいの現金不足が発生するかを事前に把握するためのツールです。私たちはこれを「経営者の想いを守る命綱」と位置づけています。

多くの経営者は通帳残高だけを見て資金管理を行いがちですが、これは非常に危険です。通帳残高は「過去の結果」でしかないからです。重要なのは「未来の予測」と「想いを実現するための資金計画」です。

銀行員経験を活かした実践的な作成手順

1. 事業特性を踏まえた基本項目の設定

私の銀行員時代の経験を活かし、金融機関が重視するポイントも含めた資金繰り表を作成します

  • 前月末残高
  • 売上入金(現金売上・売掛金回収)
  • 仕入支払い(現金仕入・買掛金支払い)
  • 経費支払い(人件費・家賃・水道光熱費等)
  • 借入金返済(元金・利息)
  • 設備投資・修繕費
  • 税金・社会保険料支払い
  • 月末残高

2. 事業の季節性や特殊要因の考慮

単純な数値の羅列ではなく、その企業特有の事業サイクルや季節変動を織り込みます。例えば、建設業であれば工事の進捗状況、小売業であれば季節商品の仕入れタイミングなど、リアルな事業運営を反映した予測を行います。

改善事例

とある会社(アルバイト込みの従業員100名超)では、常に資金繰りに悩まされていました。社長はこれまで「不安もあったけど、なんとかなるだろう」という感覚的な判断に頼っており、実際に取引先の支払い等で困る事態が発生していました。

コダマコンサルティングの伴走型支援により、まず社長のビジョンを明確化しました。社長には、「従業員とその家族を幸せにしたい」という強い想いが根底にありました。

この想いを実現するため、その会社専用の資金繰り表を一緒に作成しました。すると、7ヶ月後の税金支払いで資金不足になることが判明しました。

この予測により、事前に金融機関と相談し、適正な金額の資金調達を実現。結果として、資金難を乗り越えることができ、社長のビジョン実現に近づくことができました。

また、資金繰りの不安から解消されたことから、経営に集中できる体制ができたと大変喜んでおりました。今期のお金の面で目途がついたと腹落ちすることで、精神的に大きな変化があったようです。

売掛金回収と支払いサイト調整による改善策

地域密着型の取引先との関係を活かした改善

地域に根差した企業同士のつながりを大切にしながら、Win-Winの関係構築を目指します。コダマコンサルティングが重視する「地域企業同士が繋がり共に成長する」というビジョンに基づいた改善策をご提案します。

売掛金回収の最適化

売掛金は「将来の現金」ですが、回収が遅れれば企業の想い実現も遅れます。私の銀行員時代の経験から、以下のアプローチが特に効果的であるのではないかと考えております。

1. 取引条件の丁寧な見直し

長年の付き合いがある取引先との条件見直しは、単なる交渉ではなく「共に成長するためのパートナーシップ強化」として位置づけます。

「当社の経営安定化により、より良いサービス提供を継続したい」という前向きな理由で、45日サイトから30日サイトへの変更などを提案します。これまで培ってきた企業同士の信頼関係があるからこそ、このような相談が可能になります。

2. 早期回収インセンティブの導入

「現金決済で2%割引」「20日以内支払いで1.5%割引」といったインセンティブ制度を導入します。割引額は一見大きく感じますが、資金調達コストや管理コストを考慮すれば、十分にペイする場合がほとんどです。早期回収が課題である場合は、資金繰りに与える影響をシミュレーションしながら自社独自の基準(割引率など)を作ることができます。

仕入先との長期的パートナーシップ構築

支払いサイトの戦略的調整

単純に支払いを遅らせるのではなく、仕入先にもメリットがある条件提示を行います。私たちの考える「寄り添い、共に成長し合える関係」を取引先にも広げていきます。

継続的改善のための仕組みづくり

月次レビューによる伴走支援

コダマコンサルティングでは、フルリモート対応により全国の経営者と継続的な伴走関係を築いています。毎月のレビューでは、単なる数値確認ではなく、経営者のビジョン実現に向けた進捗確認を重視します。

具体的なレビュー内容

  • 予測と実績の差異分析
  • 差異原因の特定と対策検討
  • 次月以降の予測精度向上
  • ビジョン実現に向けた資金計画の調整 etc..

KPI管理による成長の見える化

ビジョンと数字をハッキリさせることで、モチベーション向上につなげます

  • 売掛金回収期間の短縮状況
  • 買掛金支払期間の最適化度合い
  • 現金循環期間の改善推移
  • 運転資本回転率の向上

例えば、これらの指標を定期的に確認することで、着実な改善を実感していただけます(成果の見える化)。

想いとお金を両立させる経営の実現

数値管理がもたらすワクワク経営

「ピンチに陥ってハラハラする経営」から「ワクワク心が奮い立つような想いに導かれる経営」への転換。これがコダマコンサルティングの目指す経営の姿です。

適切なキャッシュフロー管理により、経営者は本来の事業ビジョンに集中できるようになります。資金繰りの不安から解放され、従業員や地域への貢献、新たなチャレンジなど、起業時の熱い想いを改めて実現していくことができるのです。

まとめ:伴走型財務コンサルティングで描く未来

キャッシュフロー改善は、決して難しい作業ではありません。しかし、正しい知識と継続的な伴走支援が成功の近道になります。

コダマコンサルティングでは、元銀行員としての実務経験と、経営者への深い理解をもとに、一緒に解決策を見つけていきます。上から教える指導ではなく、あなたの事業への想いを尊重しながら、実現可能な改善策を共に考えます。

もし現在、資金繰りに不安を感じているなら、一人で悩まずにご相談ください。あなたの想いの実現化に向けて、全力でサポートいたします。フルリモート対応により、全国どちらからでもお気軽にお声がけいただけます。

私たちの将来が、夢と勇気と希望に満ち溢れた世の中になることを願って。経営者の皆様と一緒に、ワクワクする未来を創っていきましょう。

あなたの場合はいかがですか?