資金繰り改善を伴走支援している既存取引先から相談があり対応しました。
話を伺うと、今期の資金繰りに目途が経ったため、今期中にできることを行っていきたい。従業員が入れ替わるので、内部体制を整えたいとのことでした。
詳しく話を聞くと、これまでは数字まわりの細かい管理を含め経営者が全て行っており、負担がかなり大きくなっていました。事業方針や今後の方針はありましたが、作成した時期が少し前であったことから、方針決めから再度実施しました。
また、その方針を実現することができ、かつ属人化を防ぐために組織図を再設計することを提案。事業方針を実現するために、以下の点を中心に役割の明確化を実施していきました。
・今後の方針を実現するためには、どのような機能が必要なのか?
・属人化を防ぐために、機能に人を充てることを徹底する
・今は必要ないけど、5年後・10年後には必要な機能はないか?
・現在の仕事の役割分担状況
今後は、上記視点を明確にしていき、誰が何をやっているのかがすぐわかるような組織図を作成する予定です。
さらに、社内ルールの整備・明文化、役割の明確化、役割定義、評価制度の明確化まで行っていく予定です。
あなたの会社はいかがですか?誰が何の仕事をしているのか把握していますか?今ある経営資源を有効活用することができていますか?