コンサルティング事例(内部体制を再構築したい経営者からの相談)

資金繰り改善を伴走支援している既存取引先から相談があり対応しました。

話を伺うと、今期の資金繰りに目途が経ったため、今期中にできることを行っていきたい。従業員が入れ替わるので、内部体制を整えたいとのことでした。

詳しく話を聞くと、これまでは数字まわりの細かい管理を含め経営者が全て行っており、負担がかなり大きくなっていました。事業方針や今後の方針はありましたが、作成した時期が少し前であったことから、方針決めから再度実施しました。

また、その方針を実現することができ、かつ属人化を防ぐために組織図を再設計することを提案。事業方針を実現するために、以下の点を中心に役割の明確化を実施していきました。

・今後の方針を実現するためには、どのような機能が必要なのか?

・属人化を防ぐために、機能に人を充てることを徹底する

・今は必要ないけど、5年後・10年後には必要な機能はないか?

・現在の仕事の役割分担状況

今後は、上記視点を明確にしていき、誰が何をやっているのかがすぐわかるような組織図を作成する予定です。

さらに、社内ルールの整備・明文化、役割の明確化、役割定義、評価制度の明確化まで行っていく予定です。

あなたの会社はいかがですか?誰が何の仕事をしているのか把握していますか?今ある経営資源を有効活用することができていますか?

直近の補助金受付・申請実績

直近の補助金受付・申請実績になります(申請中の案件もあります・・)。

・ものづくり補助金×2件(東京都2社)

・事業再構築補助金×3件(東京都、大阪府、兵庫県)

・中小企業省力化投資補助金×1件(東京都)

・新市場進出補助金×1件(兵庫県)

・小規模事業者持続化補助金×1件(宮崎県)

・都道府県の補助金×2件(宮崎県、東京都)

いずれも結果は出ておりませんが、今年に入り、様々な種類の補助金が公募開始となっています(昨年は公募が全体的に少なかった・・)。

新しい補助金や以前からあったけど公募要領が変更になった補助金など様々で、内容に合わせて補助金を申請できるようになっています(何にどのくらいの金額を投資したいかで選択する補助金が変わる)。

その中でも、最近のキーワードは「賃上げ」です。いわゆる一定以上の賃上げを条件に補助金を支給しますというものです。

補助金によっては、賃上げ条件を満たさない場合、補助金を返還しないといけないというルールもあるため、現実的な賃上げが必要になります。

内容は複雑化しているため、補助金に興味がある方はお気軽にお声掛けください。

あなたの場合はいかがですか?

資金繰り講座開幕!!

6月から3ヶ月間のカリキュラムで資金繰り講座を実施する流れになりましたのでご報告です。。

今回は、業界特化型の経営塾を全国展開している取引先様と連携し、開催する流れになりました。

資金繰りは、基本的には全ての事業者様に行っていただきたいと考えております。特に、今後の事業規模拡大(人を増やす、店舗拡大、新規出店、異業種参入など)を検討している経営者は必須の内容となっております。

3ヶ月間でできるようになること、できること

・資金繰り表を作成する意義、作成しないとどうなる可能性があるのか

・資金繰り表の作り方

・自社の資金繰り表

・直近の月別の資金繰り分析、資金繰り上の問題点

・今期の資金繰りの目安(目指すべき数字)

・資金繰り表の経営への落とし方、経営判断の基準

などなど・・3ヶ月間で、あなたの会社のお金の流れが見える化されるカリキュラムとなっております。パッケージ化されている内容を単に伝えるのではなく、個社別に経営への落とし方を理解できるまで支援する点がポイントです。

今回は依頼があり、21名に対して同時に講座展開しておりますが、1社から支援可能となっております。

ご興味がある方、資金繰りをしていない&やばいと思った方はお気軽にご連絡ください。

あなたの場合はいかがですか?資金繰りと向き合っていますか?

融資実行のお知らせ(無借金の事業者からの調達相談)

建設業:運転資金  2,600万円

紹介により対応。これまで無借金で黒字経営を継続していたが、事業規模拡大のため借入を検討したとのことでした。

詳しく話を伺うと、建設資材を導入し、受注工事を増加させることによって売上高の増加を図りたいとのこと。また、これまで資材をリースしていたが、自社保有とすることで費用を下げて、利益率を上げたいとのことでした。

財務内容は良好であったことから、数値面を強調し、収支計画書に関しても実績ベースで保守的に試算しました。

その結果、時間はかかりましたが、協調融資での資金調達をすることができました。

今後の事業規模拡大が楽しみです。

あなたの場合は、いかがですか?

(祝)支援社数が500社を超えました!

日頃よりご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

この度、延べ支援社数が500社を超えましたので、ご報告です。

創業後、ゼロから・・いや、マイナスからのスタートでしたが、「人」に恵まれ、皆様からお力をいただき、ここまで積み上げることができました。とても嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。

都道府県別の支援実績についても、「35」まで伸ばすことができました。「目指せ47都道府県!」と唱えながら少しずつ支援の輪を広げてきました。

今後も、多くの事業者様と関わり、1社でも多くの事業者様のお力となれるよう、弊社も精進してまいります。

今後とも変わらぬご愛顧をいただけますと幸甚に存じます。

融資実行のお知らせ(創業資金の調達相談)

サービス業:運転資金  500万円

既存顧客からの紹介により対応。20代の若い経営者。法人を設立したため、創業資金の調達をしたいとのことでした。

詳しく話を伺うと、今回行う事業の経験がなく、これまでの社会人経験と全く違う事業を行っていきたいとのことでした。

そのため、以下の点を詳しく事業計画書に記載しました。

・創業理由(これまでの経歴と今回の立ち上げ予定の事業との関りがない理由)

・経験がないのに、本事業を行う理由

・事業のノウハウや知見を得るための体制はあるのか

・知見を得たうえで事業を遂行できる内部体制なのか

・費用対効果や採算の合う事業かどうかの検証

・資金使途(なぜお金が必要か)

その結果、約2週間程度で満額内定を得ることができました。

一般的には、これまでの経歴・経験を活かした事業を行う経営者がほとんどですが、今回のようなケースについても全てダメということではありません。自分のやりたい気持ちを伝え、金融機関側に根拠を示し丁寧に説明をしていけば、場合によっては創業融資を調達することも可能です。

あなたの場合は、いかがですか?挑戦したい事、やってみたいことを形にできていますか?

ゴールデンウィーク明けの営業開始のお知しらせ

拝啓 平素は格別のお引き立てを頂きまして誠に有り難う御座います。

ゴールデンウィーク期間中は、大変ご不便をお掛け致しました。

本日、5月7日(水)より営業を再開させて頂きます。

ゴールデンウィーク期間を経てスタッフ一同新たな気持ちで仕事に取組む

所存で御座います。

今後とも、一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

                            敬具

ゴールデンウィーク休業のお知らせ

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

誠に勝手ながら、以下の期間を休業とさせていただきます。

ゴールデンウィーク休暇期間

2025年5月3日(土)~2025年5月6日(火)

※休業期間中にお問い合わせいただきました件に関しては、2025年5月7日(水)より順次ご対応させていただきます。

なお、お急ぎの場合は、携帯にご連絡をいただけますと幸甚に存じます。

ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承くださいますよう宜しくお願い申し上げます。

敬具

融資実行のお知らせ(心機一転したいお客様からの相談)

飲食業:運転&設備資金  600万円

問い合わせがあり、対応。飲食店を営業しており、事業内容を変えるために内装工事を計画しているとのことでした。

詳しく話を伺うと、繁華街で居酒屋を経営しているが、競合店が多く、特色がないと顧客から選ばれにくいとのこと。また、夜間営業のみの体制→ランチ営業を開始したいとのことで、居酒屋から炉端焼きに変更するとのことでした。

ヒアリングは、「なぜ炉端焼きに変更するのか?」、「内装を変更する理由は何か?」、「収支状況はどう変化するのか?」をメインに伺いました。

その結果、600万円を借入する理由、費用対効果、事業の方向性などが明確となり、満額の600万円承諾となりました。

借入する理由と事業の方向性を一致させることの重要性を改めて感じました。あなたの場合は、いかがですか?

コンサルティング事例(社員への売上目標の落とし方と歩合基準の作り方を検討している経営者からの相談)

既存取引先。今期、事業規模拡大を図る方針の事業者。従業員の社会保険加入が始まるなど事業規模拡大に向けた取り組みを行う意向のため歩合部分の支給基準の見直しをしたいとの相談があり対応しました。

話を伺うと、これまで我流で決めた基準をベースに歩合部分の支給を行っていましたが、明確な基準を作りたいとのこと。そこで、資金繰りを分析し、今期の資金繰り計画を作成しました。

次に、今期の資金繰り計画を基に、店全体の売上高を各社員に売上目標として分けました。それにより、誰がどのくらい店の売上を目標に行動し、毎月どのくらいの利益を出しているのか、出していないのかを明確にすることができます(ここまでしていると、社員との面談にも活用することができるので良いと思います)。

また、経営者が納得のいく利益を確認し、その利益を残すために「どの程度の歩合を支給することができるか」を検討し、基準を決めていきました。

最終的には経営者が納得のいく基準ができたため、これから社員との面談を通して基準を表明&共有し、運用していく予定です。

その際に、会社の税金積立や店舗出店資金積立など今後の事業規模拡大に向けて必要な資金の積み立て基準も決めました。

事業規模の拡大を目指している経営者はぜひ実践していただきたいです。

あなたの場合はいかがですか?