コンサルティング事例(独自の経営改善が限界という事業者からの相談)

今回は、お問い合わせいただいたことを機にご縁をいただきました。

話を伺うと、創業20年以上の業歴があり、順調に推移していたが、コロナ禍を機に赤字体質になったとのこと。

コロナ禍以降も、業態転換等を実施し独自の経営改善を実施してきたが、経常的な黒字体質までは回復できなかったとのこと。

これまで積み上げてきた内部留保も、ここ数年の赤字で減少傾向にあり、専門家と一緒に経営改善を行っていきたいとのことでした。

今回のポイントは、メイン事業の市場が縮小傾向にあり、現在の状態では長期的な事業運営が難しい状況であったことです。

そのため、新事業を企画しているが、立ち上げノウハウや資金繰り不安があったことから、一歩踏み出せない状態でした。

そこで弊社は、

  • 新事業を行っても資金的に問題ないか?採算が合うのか?
  • 資金的に新事業を展開できる場合、新たな市場でのポジショニングやターゲット顧客をどこに定めるか?

上記2点を中心にまずは支援を行っていく予定です。

他にも、内部体制の構築やマーケティング・集客など課題はたくさんありますが、優先順位をつけながら経営者と一緒の改善していく予定です。

幸い、20年以上積み上げてきた経営資源のある会社のため、そうした資源を最大限活かすことのできる支援ができるのではないかと考えています。

あなたの場合はいかがですか?

新年の御挨拶

新年あけましておめでとうございます。

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。本年も更なるサービスの向上に努めて参りますので、より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。

本年も宜しくお願い申し上げます。

年末年始のお知らせ

平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。誠に勝手ながら下記期間を年末年始休業期間とさせていただきます。

【年末年始休業期間】

2024年12月31日~2025年1月5日

新年は、1月6日より営業開始となります。何卒、宜しくお願い申し上げます。なお、お急ぎの用件がありましたら、携帯までお気軽にご連絡ください。

コンサルティング事例(マネタイズが課題の事業者からの相談)

今回は、お問い合わせがあったことを機にご縁をいただきました。話を伺うと、同事業内容で数年間事業運営を行っているが、損益分岐点売上高を確保できていないとのことでした。

自己流の経営でこれまで進めてきたけど、これ以上は難しい。売上高を上げるために専門家を入れて事業運営を行っていきたいとのことでした。

そこで現状を確認しました。すると、固定費で削減できるところはほとんどなく、利用者数が不足していることを主因に赤字を計上していることが分かりました(売上高の増加が必須)。

今後は資金繰りを確認しながら、売上高UPのための施策を模索していくことになりました(売上高増加の魔法の一手はありません)。具体的には、以下の視点を掘り下げていき、戦略の種を見つける流れになりました。

・会社の経営ビジョンや考え方、想いはなにか?

・市場(特に商圏内の競合他社)の分析

・自社分析(組織体制、財務内容、サービス情報など)

・会社のビジョンに合った顧客とは?(ペルソナ、カスタマージャーニー、選ばれる理由など)

コロナ禍以降、売上高をアップしたいとの相談が増えてきました。同じような悩みを持たれる経営者がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。

あなたの場合はいかがですか?

融資実行のお知らせ(事業規模拡大を図るために必要な店舗移転費用を調達したい個人事業主からの相談)

【内容】美容業  運転&設備資金   7,500千円

「店舗移転費用を借入したい」との相談を受け対応。

創業3年目の個人事業主で、利益を計上していた先。但し、開業時にも店舗費用等で借り入れがあり、売上高に対して一定額の借入がある状態でした。

今回の経営者は、現店舗を1名体制で運営していることもあり、既存の顧客数や平均客単価など現状を正確に把握していました。

また、店舗移転理由も明確で、移転後に2名の雇用を計画(人材確保済み)。現在の利益から逆算して給料を設定していました。事業計画書には、「移転後にどのような行動を行っていき、その結果、何ヶ月でどのくらいの売上高を見込むか」を具体的に記載しました。

採用者の目標値設定などの考えもあり、経営者が具体的なイメージをしていたのは良かった点ではないかと思います。

返済期間は、事業規模に対して借入金額が大きかったため、返済期間を長めに設定したことで、余裕を持った返済計画を立てました。

最近、店舗の移転計画や2店舗目以降の出店計画をされる経営者からの相談も多くなっています。お気軽にご相談ください。

あなたの場合は、いかがですか?

コンサルティング事例(事業規模を拡大したいが、どのように拡大していったら良いのか悩んでいる経営者からの相談)

今回は、お問い合わせがあったことを機にご縁をいただきました。話を伺うと、創業5年以内であるが、ある程度の基盤ができ、黒字の体制は整った。しかし、来期以降、売上高の増加が見込まれており、入るお金も大きくなるけど、出ていくお金も大きくなるので、この体制のままで問題ないかどうかが不安とのことでした。

そこで現状をヒアリングしました。すると、事業規模拡大に向けて以下のような課題が明確となりました。

・財務部門の強化(資金繰りを管理する人材が不在であり、資金面に不安がある状態

金融機関との取引がなく、増加運転資金に備えた資金調達に懸念あり(今後の事業方針に沿った銀行の選び方)

・経営の収益化&安定化(事業規模拡大に向けた内部体制の構築

以上のような課題を解決するために、今後は弊社が伴走支援を行い、客観的な視点を伝えながら事業規模の拡大を行っていく予定です。

単に資金繰りを管理し、分析するだけではなく、今後の事業方針の決定や経営判断にも積極的に関わり、共に事業を拡大していく予定です。

あなたの場合はいかがですか?

コンサルティング事例(事業再生を行いたい事業者からの相談)

今回は、お問い合わせがあったことを機にご縁をいただきました。話を伺うと、①自分達では、今後どのように再生して良いのかわからない、②そもそも社内に人材(専門家)がおらず、財務管理をしていないとのことでした。

そこで現状を確認し、理想の状態を確認しました。経営者と考える理想の状態は以下の通りです。

・経営の見える化(財務状況と、経理の可視化)

・経営の安定化(投資事業と縮小事業の整理。利益体質への事業転換)

・経営の収益化(事業規模拡大)

また、ヒアリングを通して気づいた「理想の状態を実現するための問題や原因」は以下の通りです。

・会社のお金の流れが読みづらく、経営するのに常に財務面の不安を感じる(事業計画や資金繰り管理をする体制が整っていない)

・原価が大きく資金繰りをひっ迫している(財務戦略・戦術、事業戦略・戦術が立てられていない/社内に詳しい人材がいない)

・経営の勝ちパターンがイメージできていない(確立できていない)

上述した理想と現状とのギャップを埋めるために弊社と伴走しながら既存の事業経営・財務づくりを行うことになりました。

専門家の客観的な意見を経営者が聞くことで、他社との違いやこれまで自己流で行ってきた経営の落とし穴に気づくケースも多くなっています。

同じような悩みを持たれる経営者がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。

あなたの場合はいかがですか?

コンサルティング事例(新規採用者の給料をどのくらいに設定すればよいのかを悩んでいる経営者からの相談)

問い合わせがあったことを機にご縁をいただきました。話を伺うと、初めてスタッフを雇用するので、給料をどのくらいに設定して求人を出せばよいのか分からないとのことでした。

そこで、直近の決算書と今期の試算表の実績を分析し、現状の平均的な利益を確認しました。

また、経営者の今後の展望やどのくらいの利益を望んでいるのかをヒアリングしながらひとつひとつ明確にしていきました。

ヒアリングをする中で感じたことは、支給する人件費は、だいたいイメージできているけど、その金額で事業運営できるのかが不安(根拠がない)。そのため客観的な意見を聞きたいということでした。

そのため、分析結果から出た平均的な利益と経営者の意向をベースに、スタッフ採用後の理想の損益を作ることで支給額の根拠を作りました。

ここで経営者に伝えたことは以下の事項です。

・採用するスタッフが売上を作る人材のため(事務員ではない)、採用するスタッフの最低売上目標の設定が必要であること(支給する人件費と採用するスタッフが作る売上との損益分岐点を明確にする)

・そのうえで、経営者が望む利益を確保するためには、どのくらいの売上目標が適正なのか、かつどのくらいの人件費が適正なのかを明確にすることが必要

以上の点を重点的に協議し、支給額を決定しました。

採用前に上記の点を明確にすることで、採用後、①どのくらいコストが増えるのか、②どのくらい売上高を上げないといけないのか、③何ヶ月で売上を増加させなければならないのか、④売上高を増加するためにどのような取組を行っていくのか、またその行動や目標金額は現実的かどうかが明確になります。

事前に準備をすることで、事業化までの行動が明確になり、失敗するリスクも減少します。

今回の給料設定の基準づくりのような事業運営に関する基準作りについての相談はとても多いです。悩まれていることがあればお気軽にご相談ください。

あなたの場合はいかがですか?

コンサルティング事例(自社の財務をしっかり分析したい経営者からの相談)

問い合わせがあったことを機にご縁をいただきました。話を伺うと、個人経営していましたが、好調のため2店舗目をオープンするとのことでした。

2店舗目の設備資金や運転資金は借入したため、資金繰りに関しては、約1年間は問題ないとのことでした。但し、その間に事業を軌道に乗せなければならず、財務面を分析していきたいとの意向がありました。

そこで、はじめの第一歩として月別の試算表をベースに今期の月別資金繰り表を作成することをお勧めしました。

今後は、今期の月別資金繰り表をベースに財務分析を行い、自社の財務面の状態を正しく把握することから対応していきます。

その後は、先々の資金繰りまで計画できるように、行動計画を立てながら一歩ずつ伴走していく予定です。

あなたの場合はいかがですか?

融資実行のお知らせ(創業時借入あり&赤字・債務超過の法人)

【内容】リフォーム業  運転資金   1,200千円

「赤字の状態でも借入は可能ですか?」との相談を受け対応。

サラリーマン時代と同業種で開業し2年目。手元現預金はありませんでしたが、これまでの経験を活かし、借入を行って創業。しかし、想定よりも売上高の確保に時間を要し、運転資金が不足している状態でした。

また、赤字&債務超過の状態で、借入の元金返済も始まっていない状態でした。

そこで、以下の点を中心にヒアリングを行いました。

  • 創業時借入の内訳(何に使ったのか)
  • 1期目の赤字要因&行動実績
  • 1期目の反省を活かした、2期目のアクションプラン
  • 今回の借入資金使途
  • 外部環境(商圏エリア内)

その結果、1期目の反省をベースとした、2期目のアクションプランを実施するために必要な資金を借入するという一貫性のある事業計画書を作成することができました。

最初は厳しいという印象もありましたが、経営者とともに粘り強く取り組んだ結果、現在の事業規模に見合った運転資金を確保することができたのではないかと感じます。

コロナ禍以降、赤字&債務超過に対する融資審査が厳しくなった印象ですが、弊社が伴走支援することによって、今回のように借入ができるケースもあります。

あなたの場合は、いかがですか?